今までできなかったことに挑戦する90日間

異動の季節ですね。

 

6年前、大学院にいたときのクラスメート2人が、4月からロンドン勤務になりました。

一人は、海外勤務を目指してしましたが、もう一人は、海外勤務なんて全く興味がないし、

考えたこともない、英語だけが唯一苦手なもの、と言い放っていました。

 

2人は別々の企業に勤務していましたが、たまたま一人がもう一人の会社の案件を

担当していたりして、卒業後も顔を合わしていたようです。

卒業して半年後、一人は東京へ異動、もう一人もその1年後に東京へ異動。

そして、この4月、ロンドン到着後に一人がホテルのフロントで話をしているところへ、

1週間前に到着していたもう一人が現れて、びっくり!

偶然にも同じホテルだったとのこと。

 

一人は、海外勤務を目指し、もう一人は、海外勤務には全く興味がなかった。

それが、6年後ロンドン勤務が決まり、ホテルでばったり!

海外勤務に全く興味がなかった友人は、今は海外勤務に活き活きとしています。

 

もし、あなたが、「これ、苦手だから、全然興味ないよ」とか

「それ、できないから、考えたこともないよ」とか

思っているとしたら、とてももったいないことをしてるかもしれません。

 

新年度が始まったこのタイミングで、今までできなかったことにチャレンジしてみませんか。

 

数年後、あなたはこれまで考えたこともなかった世界で、活き活きと活躍しているかもしれません。

 

スポットライトを当てて舞台を作る

あなたは、家の中の照明というと、どんなものを思い浮かべますか?

シーリング型の天井にぴったりとくっついたもの、ペンダント型のぶら下がりタイプ

など、明かりの色も白熱灯から昼色灯などいろいろありますね。

 

もし、あなたが、家でなかなか机に向かえない、とか、

家でやらなきゃいけないことがあってもなかなか作業が進まない、とか

料理を作ろうと思っているのになかなか作れない、とか

困っていたら、

 

スポットライトを買ってみてください。

 

なぜか?

 

スポットライトがあなたをその場所に導いてくれるから。

 

先日、キッチンのライトを買い替えに行きました。

最初は、ペンダント型のものを思い描いていたのですが、お店に行くと

スポットライトを発見。

それは、自由に方向が変えられる小さなスポットライトが3つついているものでした。

さっそく取り付けると、スポットライトに照らされたキッチンはまるでキッチンスタジアム。

キッチンに立つと、気分はもう料理の鉄人です。

最近ちゃんと料理を作れてなかったなぁと思っていたのですが、

そのスポットライトが当たるキッチンスタジアムで料理を作りたくなるのです。

 

もし、あなたが、家でなかなか机に向かえない、とか、

家でやらなきゃいけないことがあってもなかなか作業が進まない、とか

料理を作ろうと思っているのになかなか作れない、とか

困っていたら、

 

作業場所にスポットライトを当てて、あなたの舞台を作る。

 

四月の新生活が始まる時期、引越しや部屋の模様替えで照明を変える人も多いことでしょう。

この機に、あなたの舞台を演出するスポットライトの力を試してみませんか。

小さな変化ですが、スポットライトの当たる舞台であなたの新しい物語が生まれるかもしれません☆

 

 

雲の上のブレークスルー

断言します。

雲の上には、いつもと違うインスピレーションが漂っています。

 

もし、あなたに、ずっと抱えている問いがあったら、

もし、あなたに、ずっと悩んでいることがあったら、

もし、あなたが、最近 煮詰まっているなと感じていたら、

 

時には、雲の上にいる時間を作ってみて下さい。

 

なぜか?

 

雲の上の不思議なインスピレーションをキャッチできるから。

 

先日、ある問いを3日間考えていましたが、答えが出てきませんでした。

その問いには、過去何度か向き合ってきましたが、これだ!という答えを見つけることは

できていませんでした。

飛行機の中で、その問いを何度も見直しました。

すると、突然、「あ!そういうことだったんだ!」と目から大きなウロコがぽろっと落ち、

1時間ノートを書き続けました。

それまで、何度もチャレンジしてできなかったことが、ノートの上にすべて見えました。

 

もし、あなたに、ずっと抱えている問いがあったら、

もし、あなたに、ずっと悩んでいることがあったら、

もし、あなたが、最近 煮詰まっているなと感じていたら、

 

時には、雲の上にいる時間を作ってみて下さい。

 

雲の上に漂っている無数の不思議なインスピレーションをキャッチし、

一気に視界が開けるかもしれません。

 

ピン!ときたら

「1839年にウィリアム・ダーウィンが生まれると父親であるチャールズは第一子の

観察日記をこと細かくノートに記録した」

 

1年前の3月にたまたま目にした新聞記事で、私の人生を変えるきっかけとなった一文です。

 

もし、あなたが、気になる一文を見つけたら

もし、あなたが、ずっと心に引っかかっていることがあるなら

もし、あなたが、ピン!っとくる言葉に出会ったら

 

すぐにやってみる。

 

なぜか?

 

あなたの人生を180度以上変えてしまうことに出会えるから

 

昨年の3月に「チャールズ・ダーウィンは、自分の子供を科学に使ったのか?」という記事を

たまたま目にしました。

その中に見つけた一文、「1839年にウィリアム・ダーウィンが生まれると父親であるチャールズは

第一子の観察日記をこと細かくノートに記録した」。

あの「種の起源」の発見には、自分の子供の観察日記が大きな役割を果たしたことを知りました。

その前の半年間、ずっと気になっていたものは「ノート」。

この一文で、すぐに高橋政史先生の方眼ノート講座のことが浮かびました。そして申し込み。

 

そのちょうど1年後に、ダーウィンの生活していた家を訪れているとは

想像もしませんでした。

 

もし、あなたが、気になる一文を見つけたら

もし、あなたが、ずっと心に引っかかっていることがあるなら

もし、あなたが、ピン!っとくる言葉に出会ったら

 

すぐにやってみる。

 

1年後、あなたは想像もしていなかった場所に立っているかもしれません。

 

今日は4月1日。

あなたのピン!ときたことに耳を、心を傾けて、新しい90日間を一緒に駆け抜けましょう。

 

 

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夢を叶えるための最初の一歩

「僕も強い想いで戦っていたけど、もしかすると、彼は僕よりも強い想いで

戦っていたのかもしれない」

元プロボクサーの長谷川穂積選手が初めてKO負けした相手に対してつぶやいた言葉です。

 

もし、あなたが

どうしても叶えたい夢を持っているなら、

2017年にどうしても達成したいゴールがあるなら、

どうしても実現させたいビジョンがあるなら、

 

紙に書いて持ち歩きましょう。

 

なぜか?

常に持ち歩くことで、強い想いが宿り、その想いの強さが夢を叶えるから。

 

ふとつけたテレビで目にしたタイトル、「あの負けで私は強くなった

『ボクシング・長谷川穂積』」に惹きつけられました。

 

2010年4月30日、WBC世界ボクシング評議会バンタム級タイトルマッチ。

11回目の防衛戦に挑んだ長谷川選手は、ライバル団体である世界ボクシング機構WBO)王者にして

3階級制覇者のフェルナンド・モンティエル選手との王者対決で、キャリア初のKO負けを

喫します。

番組は、長谷川選手がその試合に負けてから引退まで、どのように考えが変わり、どのようなボクサー人生を歩んだのかについて、そして、当時の対戦相手のモンティエル選手を訪ねるというドキュメンタリーでした。

 

父親は、ボクシングジムのトレーナー、兄弟もプロボクサーというボクシング一家に育った

モンティエル選手。

父親は、モンティエル選手が「世界チャンピオンになる」と書いた紙を常にお財布に入れて

持ち歩いていたそうです。

そして、モンティエル家の壁に飾られていた額に入った1枚の紙。

それは、モンティエル選手が小学3年生の時に書いたボクシングでチャンピオンになる夢。

そこには、2010年の試合の勝利を予言していたかのように

WBC」「Tokio, JAPON」と書かれていました。

 

それを見た長谷川選手が、ぽつりとつぶやいた言葉。

「僕も強い想いで戦っていたけど、もしかすると、彼は僕よりも強い想いで

戦っていたのかもしれない」

 

もし、あなたが

どうしても叶えたい夢を持っているなら、

2017年にどうしても達成したいゴールがあるなら、

どうしても実現させたいビジョンがあるなら、

 

まず、その夢を、ゴールを、ビジョンを、紙に書いて肌身離さず持ち歩いてみませんか。

そして、紙に書いて持ち歩くことによって夢を叶える力を体験してみませんか。

 

"We are what we do"

"We are what we do" 

「私たちは、行動でできている」

 

もし、あなたが

「厄介だなぁ、手を抜こうかなぁ」とか

「面倒だし、今日はやらないでおこうかなぁ」とか

「他の人もやってるんだし、私もやってもいいよね」って

思ったときは、

 

We are what we do"の言葉を思い出して下さい。

 

なぜか?

どんな自分になりたいのかを思い出させてくれるから。

 

一日中歩き回って、夜ロンドンのホテルで、見るともなくテレビを見ていたら、

”We are what we do"というコマーシャルの言葉が目に飛び込んできました。

日本語に訳すと「私たちは、行動でできている」でしょうか。

 

ナショナル・ウエストミンスター銀行のCMで、5歳-18歳の子供たちにお金のセンスを

身につけてもらうため、お金について知ってもらうための”MoneySense”というプログラムの

コマーシャルでした。

 

ナショナル・ウエストミンスター銀行では、学校や家庭で、子供たちがお金についてもっと知り、

楽しく学べるようなオンラインのゲームや教材を、先生や親に無料で提供しています。

1994年に始まり、これまで3,100以上の学校で実施されてきました。

2018年までに、さらに100万人の子供たちに提供することを目指しています。

 

本業で利益を得ること以外に、企業が自らの知識と経験を活かして、社会に貢献する活動、CSR

 

日本の小学校や中学校でお金のことを学ぶ授業があったら。

子供たちが将来にわたって、自らを助けることができる知識を、お金を扱うプロから

学ぶことができる。

社会が求めていることを、自らの知識や経験を共有することで、社会に貢献できる。

 

もし、あなたが、

「厄介だなぁ、手を抜こうかなぁ」とか

「面倒だし、今日はやらないでおこうかなぁ」とか

「他の人もやってるんだし、私もやってもいいよね」って

思ったときは、

 

”We are what we do"の言葉を思い出して下さい。

 

手を抜いたら、手を抜いた行動があなたを創ります。

やらなかったら、やらなかった行動があなたを創ります。

よくないとわかっていても、他の人がやっているからといってやった行動が、

あなたを創ります。

 

逆に、厄介だなぁと思っても、手を抜かなかった行動があなたを創ります。

面倒だなぁと思っても、やり切った行動があなたを創ります。

他の人がやってるからという誘惑に負けずに、あなたが信じてやった行動があなたを創ります。 

 

行動が私たち自身を創る、ということを。

 

 

 

We Are What We Do – Wikipedia

駅が提供できる極上の贅沢とは?

あなたの平日の朝は、いつもどんなものですか?

忙しいですか?

バタバタしてますか?

オフィスに着くまでにすでに疲れてますか?

 

もし、毎日使う駅に楽しみがあったら、通勤が楽しくなると思いませんか?

 

今朝、遠方へ出かけるため、いくつもの路線が乗り入れる大きな駅に向かいました。

朝のラッシュ時、大きな駅は人でいっぱい。

足早で歩く人が飛び出してきたりして、ぶつかりそうになります。

いつもと違う朝の駅の様子に警戒しながら、歩いていると、駅のホールにかすかに

音楽が響いているのに気がつきました。

見ると、駅の1Fと2Fのプラットフォームをつなぐエレベーターの横に置いてあるピアノを

おまわりさんが弾いているのです。

行き交う人は、振り返り、家族や友人と歩いている人は、微笑み合い、何か話している。

おまわりさんの周りは自然と歩く速度がゆっくりになって、微笑みと会話が生まれていました。

 

人々がただ時間通りに目的地に着くことを目指して、行き交う朝の駅。

そこには、感情を動かす余地がほとんどありません。あるとしたら、ぶつかって、

けんかになりそうになるか、どちらかが嫌な思いをするかぐらいでしょう。

そんな騒然とした無味乾燥の朝の駅の構内に響く軽快なジャズの音色。

駅が提供できる極上の贅沢だと思いました。

 

駅は、構内にピアノを置くだけでいいのです。あとは、通りがかりの人が、それぞれの

音楽を奏でてくれて、多くの人に笑顔と心のゆとりを提供してくれる。

駅で起きてるはずのケンカやケガが減ってるかもしれない、朝の駅で嫌な思いをして仕事で

他の人に当たってしまう人を減らしているかもしれない。

目には見えないけど、その効果は絶大だと思うのです。

 

そしてどの人もみんなピアノがとても上手。小さいころから慣れ親しんでいる楽器なのでしょうか。

 

日本の駅で、提供できる極上のサービスって何でしょう?

日本で、小さいころから慣れ親しんでいるもの、お稽古ごとというと、思いつくのは、お習字、そろばん、ピアノ。

駅で静かにお習字を書いていても、誰も振り向いてはくれないし、そろばんを弾いていたら、

変な目で見られるのがオチでしょう。

やっぱり、ピアノでしょうか。でも、みんな通りがかりに弾くかな?

日本ならではのカラオケは?

 

いつも当たり前だと思っている、朝の駅の風景。

でも、その駅で極上の贅沢が提供されたら、と思うとちょっとワクワクしませんか?

いつもの風景を違う角度で眺めてみませんか?

 

あなたが朝のラッシュ時に、受けたい極上の贅沢って何でしょう?

少し想像してみて下さい。

もし、私にとってはコレ!って思うものが浮かんだら、よかったら教えて下さいね☆

 

12時間後に同じ駅に帰ってきたら、今度はおじいさんが、極上のクラシックを弾いていました。

一日の疲れが吹き飛びました。

 

 

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