見たくないものこそ、見つめる

真実をお伝えします。

見たくない問題、直視したくないものこそ、しっかり見つめて下さい。

 

なぜか?

今まで見たことのない景色が必ず見えるから。

 

嫌なことがあった日、家に帰ったら、何もやる気が起こらず、なんとなくつけたテレビを

ダラダラと見続けてしまう。気が付いたら、あっ、もうこんな時間!

重い体を引きずって、もやもやとしたまま眠りにつく、なんて経験ありませんか?

 

今度は、少し勇気を出して、上手くいかないことが続いているのは何が原因なんだろう、

どうやったら改善できるんだろうと問題に向き合おうとします。

でも、見たくない問題を見ていると、頭がクラクラする、気持ちが悪くなって

吐き気がしてくる。

やっぱり今日も無理。。そして、さらに重くなった身体と頭を引きずって、眠りにつく、

そんな経験ありませんか?

 

ここに書いたこと、以前の私がそうでした。

そして、見たくない問題、直視したくない現実を見ないで放置すると、問題はますます大きくなり、

結果、ますます問題を直視できなくなっていきます。

 

すると何が起こるか?

現実を見ずに、あらゆるものをあいまいにして、何も決めない。

決めないから、何も進まない、何も見えてこない。

この負のスパイラルは、かなり強力です。

 

でも、応援してくれる仲間がいて、「えいやっ!」で問題を見つめてみると、

今まで見たことのない景色が、必ず見えてくることを知りました。

 

もし今日、「あ、私がそうだ」と気づいたとしたら、あなたは大丈夫です。

あなたが気づいた時はいつでも、問題はまだ小さいのです。

 

「とは言うけど、もうこの問題、何週間、何か月も放置してきたんだよなぁ」

と思っているあなたにも、改めて言いますね。

 

あなたが気づいた時はいつでも、問題はまだ小さいのです。

何年も見たくないものから目をそらしてきた私が言うのですから、本当です。

 

あなたが、これまで見たくないと思ってきたことに、「えいやっ!」って今日、

向き合ってみませんか?ノートを開いて。

 

あなたが思っていたよりもずっと問題はシンプルで小さくて、いつの間にか、あなたが

今まで見たことのない広大な景色を高みから見ていること、確信しています。

 

今日もあなたを応援しています。

 

カリスマ美容師と呼ばれるワケ~その3~時間

真実をお伝えします。

カリスマと呼ばれる人は、相手の時間を相手の想像以上に大切に扱います。

 

なぜか?

時間の大切さを誰よりもよく知っているから。

 

今回も東京での勉強会を終えて、カリスマ美容師さんのもとを訪れました。

予約を入れた時、かなり混んでいる様子で、その時間しか空いていないとのこと。

混んでいると、途中の待ち時間が増え、最終的に思ってもいなかった時間になることもあります。

今日は、その後の予定もあったので、待ち合わせ場所に間に合う時間を逆算して、

この時間までに終えてもらうことはできますか?と聞いてみました。

すると、念のため、30分早く来てもらえますか?と。

 

予約時間より、30分前に美容室に着くと、確かに混んでいます。

それでも、「ようこそ!来て下さってありがとうございます」という面持ちで迎えてくれ、

早速に取りかかってくれます。

 

たくさんのお客さんの間を行き来しながら、会話も楽しみながら、仕上がった時間は、

私がお願いした時間より、45分早い時刻。

以前にお願いした時も、予定時間より、30分以上早く仕上げてくれました。

 

通常、人は、いついつまでにお願いしますというときは、少し余裕を持たせて伝えるはずです。

そのことがわかっていながら、どれだけ忙しくとも、お客さんの時間を最優先に考え、

確実に、そしてさらに余裕をもって時間を確保する。

 

人の時間を大切にしよう、とよく言われます。

しかし、相手が想像する以上に、相手の時間を大切にする。

自分の時間が、自分が思っている以上に大切に扱われると、人は感動します。

 

ここにもカリスマ美容師と呼ばれる理由がありました。

「当たり前」の価値を考える

断言します。

タバコは百害あって一利なしです。

 

今週一週間、出張で日本に来た上司が取り出した見たことのないタバコのパッケージに

目を奪われました。

手術で取り出された真っ黒な肺の写真を、正面中央に大きく載せ、

「喫煙が、肺がんの9割を引き起こしている」こと、そして禁煙のための相談窓口の情報を

パッケージの全面に載せています。

そして、今年から全てのたばこのパッケージは、灰色にするように決められたそうです。

日本のたばこのようにカラフルなパッケージだと、人目を惹くからと。

実際、上司も、このパッケージでタバコを吸おうという気分が半減すると言っていました。

 

父も長年の喫煙が原因で、慢性閉塞性肺疾患COPD)に悩まされています。

毎日当たり前のように一日何千、何万回と繰り返している呼吸を当たり前にできない。

 

毎日当たり前にできていたことができなくなって、初めてその当たり前がどれだけ

素晴らしいことだったのか、その大切さ、価値を知ります。

 

もし、あなたが、「この習慣良くないとはわかってるけど、やめられないんだよなぁ」

と思っているなら、

もし、あなたが、「止めたいのに止められない。意思が弱いなぁ」と思っているなら、

もし、あなたが、「止めたいんだけど、どうしたら止められるんだろう?」と思っているなら、

 

あなたの「当たり前」を思い出してみて下さい。

 

あなたの「当たり前」と引き換えても、あなたはその習慣を続けようと思うかどうか。

 

あなたの「当たり前」が「当たり前」でなくなる前に、あなたの「当たり前」の価値を

一度考えてみませんか?

 

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車が運転できなくなったらドローンで

「車が運転できなくなったらドローンで行こうと思う」

 

2日間の上勝町視察。

2日目は、つまもの農家さんのお家を訪問し、いろいろとお話をお伺いしました。

79歳のその方は、おばあちゃんと呼ぶのが憚られるくらいお若く、生き生きとしておられます。

昨年、私が訪ねた時よりも、さらにお若く元気になっている気がします。

パソコンとタブレット、携帯電話、Facebookを使いこなし、入札から、商品採集、箱詰め、

出荷までを一人でこなし、100歳まで、つまものビジネスを頑張りたいと

とても楽しそうに仰っておられました。

 

その時、スタッフの一人が「出荷をするのに車を運転して市場に行けなくなったらどうしますか?」

と質問しました。

 

その時のおばあさんの即答。

「車が運転できなくなったらドローンで行こうと思う」

 

79歳のおばあさんの夢のある自由な発想、それがあたかも普通のことであるように話す

おばあさんの思考に衝撃を受けました。

 

最近、あなたは、頑なな思考になっていませんか?

何かに縛られたような考え方していませんか?

 

1つできないことがあっても、もっと素敵なワクワクすること考えてみませんか?

そのワクワクすることがあたかも普通に起こること、当たり前のことであるように

想像してみて下さい。

 

あなたの想像した世界が、普通に起こる日も近いかもしれません。

「足りない」からこそ活きる

資源があるから、大企業は、中小企業より、いろんな取り組みができる、よく言われますね。

CSRの世界もそうです。

本業で利益を上げながら、自社の資源を使って社会に貢献する。

資源に余裕がある大企業だからできるんだ、限られた資源しかない中小企業には難しい、

当然のことのように言われます。

 

しかし、本当にそうなのでしょうか?

 

徳島県上勝町

人口およそ1600人の、四国一、過疎化が進んだ町であり、人口の半分以上が65歳以上という

徳島県高齢化が進んでいる町でもあります。

 

そんな上勝町が、リデュース、リユース、リサイクルで、2020年までに廃棄物をゼロにする

「ゼロウェイスト宣言」を日本で初めて2003年に採択しました。

そのため、上勝町では、日本で一番多い45種類のゴミの分別を行っています。

 

また、上勝町は、もしかすると、こちらの方で知っている方が多いかもしれませんが、

日本料理に添えられる葉っぱ、”つまもの”のビジネスで大成功を収め、その成功を担っていたのが

上勝町高齢者の方々であり、カンブリア宮殿や数々のメディアに取り上げられたことで

記憶されている方も多いかもしれませんね。

つまものビジネスにおける上勝町のマーケットシェアは日本国内で80%、近年は

海外からの需要も高まり、輸出もしています。

 

過疎化と高齢化。

通常、自治体にとっては2重苦と考えられる2つの問題を抱える小さな町、上勝町が、

「日本で初めて」のゼロウェイスト宣言を採択し、「日本一」多い45種類のゴミの分別をし、

日本のつまものビジネスの80%を占めている。

 

上勝町の取り組みを見ていると、小さいから、資源が乏しいから難しい、と言えるでしょうか。

むしろ、人口が少ないことで団結力が生まれやすいことを活かし、高齢者が多いことを活かした

取り組みを行った結果、数々の「日本一」が生まれ、国内外から注目されているのです。

 

もし、あなたが、「私には、ここが足りないから、〇〇できない」と思っているなら、

もし、あなたが、「私には、足りないことだらけ」と思っているなら、

 

「足りない」ことを活かす方法を考えてみませんか?

 

まずは「足りない」と思っていることを、ポジティブな言葉に置き換えてみましょう。

 

人口が少ない ―>団結力が生まれやすい 

 

のように。

 

すると、「足りない」ことが、あなたを活かす方法を教えてくれるようになるでしょう。

 

「すぐ行動する」真の価値

もし、あなたが、時間があればやりたいなと思っていることがあったら、

もし、あなたが、心に残る言葉に出会ったなら、

もし、あなたが、いい話だなぁと思ったなら、

 

すぐに行動に移しましょう。

 

なぜか?

必ず素晴らしい出会いが待ってるから。

 

昨年の5月に高橋政史先生のメルマガで「世界標準はSLP」という10分間の

ミニレクチャーがありました。

人に何かを教える時、一体何が大切なのか?

 

それは、

S: Story telling

L: Logic 

P: Presentation

だと仰っていました。

 

そのミニレクチャーを聞いた直後、私は徳島県上勝町の視察の申し込みをしていました。

 

6月に講義をする上勝町の取り組みについて、私は現場を知らない、Story tellingができない

と思ったからです。 

 

視察に行ったおかげで、上勝町の取り組みに関心を持った学生が多く、上勝町の取り組みについて

レポートを提出していました。

 

それから約11か月後の今日、上勝町へオフィスのスタッフ全員で視察に行くことになるとは、

想像もしていませんでした。

 

もし、あなたが、時間があればやりたいなと思っていることがあったら、

もし、あなたが、心に残る言葉に出会ったなら、

もし、あなたが、いい話だなぁと思ったなら、

 

すぐに行動に移しましょう。

 

「すぐに行動する」ことの真の価値は、あなたの目的を達成するだけでなく、

あなたが思ってもいなかった成果をもたらしてくれることかもしれません。

 

 

いつも通りをセットする

質問です。

あなたは、携帯電話を修理に出したことはありますか? 

 

昨日の夕方、携帯電話が急に動かなくなりました。

電源を入れても真っ黒な画面のままで何も出てきません。

充電をすると一瞬映りますが、画面の端が虹色にぼやけていて、不具合が起こっていそうな雰囲気。

明日からの出張に何とか使える電話を持っていけるように、とドコモショップに駆け込みました。

まだ機種変更してから2か月しか経っていない中での、不具合。本体を交換してもらえるのだろうと

思っていたところ、修理に2週間ほどかかるという。

2週間も携帯なしで過ごすなんて、なんて不便なんだろう!と思っていると、奥から別の

携帯電話を出してきてくれ、あっという間に私の携帯電話として設定し、貸し出し用として

使えるようにしてくれました。

これでいつも通り、不自由はありません。

 

もし、あなたが、「いつもはできているのに、今日はできないんです」と言われたら、

もし、あなたが、「いつもはできているのに、今日はできないんです」と感じているなら、

まずは、いつも通りをセットしてあげる。

 

すると、相手も、自分も、安心して、いつも以上の力を出すことができるようになります。