自分の現在地を知る

 

よく、「自分の現在地を知る」ことが大事

って言われますが、本当でしょうか?

 

本当です。

 

なぜか?

 

そこからしかスタートできないから。

 

今日、月一回のゼミの日でした。

 

だいたい

 

わかってはいたけど、

 

わかってはいたけど、

 

今日は、自分がどの位置にいるのかが

 

まざまざと見えました。

 

1か月後の論文発表会と仮審査を目の前に

 

とんでもない現在地。

 

だいたいわかっているのと、

 

ちゃんとわかるのとでは大違い。

 

自分がどの位置にいるのかがちゃんとわかって、

 

初めて、どうしたらいいかが見えてくる。

 

だから、自分の現在地を知ることは、

 

すべての始まりなのです。

 

 

依頼されたものがなかったら、どうする?

 

もし、相手の人に依頼されたものが、

提供できないとき、

あなたなら、どうしますか? 

 

今日は、朝から会議の準備に追われていたけれど、

会議が終わって、フォローアップのメールを送ったところで

ほっと一息。

気がつくと15:30。

 

遅めのお昼をとろうと思っていたところへ、

同僚が来て、今から外に食べに行くけど

何か買ってくるものない?と。

 

生どらか、どらやきのどちらかがいい、とお願い。

 

しばらくして帰ってきた彼女の第一声は、

「残念なお知らせがあります」。

 

どらやきを箱買いした人がいたそうで、

どらやきだけがなかったとのこと。

 

聞いてくれたんだね。

 

ありがとう。

 

でも、ちょっと残念。。

と思いかけたところ、

彼女の手に、美味しそうなものが。

 

「で、要は、生クリームとあんこが食べたいのかな

と思って、これ買ってきたんだけど、どうかな?」と、

差し出してくれたのは、生クリームの入った

まあるいカステラケーキみたいなのと、塩豆大福。

 

どちらもすごく美味しそう。

 

「なかったって言うだけだったら、かなしいかなと思って」と。

 

こういう心遣い、しみるなぁ。

 

ありがとう。

 

すごく元気が出ました。

 

今日の徹夜も頑張れそう。

 

もし、相手の人に依頼されたものが、

提供できないとき、

相手の人が望んでいた

本当に欲しいものは何か?

を推測して、代わりのオプションを手渡す。

 

求められていたものが提供できなくても

あなたの考えたオプションは、

きっと相手の人を笑顔にします。

 

 

美味しかったから、すぐに

 

残業中に1件のメール。

 

珍しい。所長から。

 

何だろうと開けて見ると、メッセージカード。

 

今 夕食で奥さんとトマトを食べたけど、すごくおいしかったと。

 

奥さんがお料理好きだから、地元で採れたトマトを

少しお福分けしたんだった。

 

普通なら、次の日オフィスに来て、話すようなこと。

 

でも、すぐにメッセージカードにして送ってくれたメールを見て

エネルギーが湧きました。

 

ちょっと疲れてきていた残業も、

そのあと、よくはかどりました。

 

うれしいことは、すぐに伝える。

 

なぜか?

 

あなたの「うれしい」が、

人をしあわせにするから。

 

「うれしい」を人にすぐに伝えること、

やってみようと思います。

 

仕事をつなぐ

 

たとえば、

通常 何日もかかる仕事を、今日中に、

なんて依頼がくることありませんか?

 

 契約満了日前日に、契約更新のリクエスト。

 

しかも、予算コードがまだできてない。

 

いくつかのオフィスに電話して、

予算コードを至急作ってもらえるか聞いてみる。

 

ところが、担当者が会議中で

2時間以内になら作れると思うとのこと。

 

そのとき時間は 18:30。 2時間かぁ。

 

そう思っていると

「あなたのところは、もう遅いだろうから

予算コードができたらすぐに知らせるから、

書類の準備ができたら私に送って。

あとは、私がフォローアップしてあげる」と。

 

彼女に連絡する前に、私の書類を処理してくれる先に

少し遅くなるけど、今日中に処理してほしいことを

伝えていました。

 

直前のリクエストは、いつも心苦しい。

 

でも、その担当者も、忙しいのにもかかわらず、

「心配しないで。ちゃんと今日中に処理するから」と。

 

まるで、リレーのように、スムーズにバトンが手渡されていく。

 

急ぎの仕事が、こんなふうに気持ちよくつながるとき、

ありがたいなぁ、って思う。

 

 

彼女の公園のベンチ

 

今日、お父さんが初めて日本に来た中国人のインターンの女の子が

昨日、お父さんを空港まで見送ったと

晴れ晴れとした顔で報告しにきてくれました。

 

彼女は、現在、中国で大学院生をしていますが、

私たちの機関に来るまでは、地元の研究機関で

副所長を務めていた経歴を持ちます。

つまり、前職では、自分がインターンの子たちを育成する立場。

 

彼女のお父さんにしてみれば、なぜ、前職を捨ててまで

彼女がインターンとして日本に来たのか、

それが理解できずに、いつも怒っていたそうです。

 

今回、日本に来て、彼女がこの職場に残りたいと思って

どれだけ頑張っているかを知ってもらい、

職場を見てもらったら、

ようやく理解してくれたんです、と

笑顔で話してくれました。

 

インターンシップも3か月目に入り、

ようやく自分のやっていることに

自信が持てるようになってきたという彼女。

 

心配していたお父さんにも

安心してもらうことができて、

ほっとした様子。

 

先日、悩みを聞いたときとは違い、

希望に目を輝かせて笑った笑顔は、

とても素敵でした。

 

インターンとして、私たちのオフィスに来た当初、

自信がなくて、よくオフィスの裏の公園のベンチで

物思いにふけっていたという彼女。

自分のお気に入りの椅子があるから見せたいと。

 

公園のベンチに自分の名前をつけるなんて、彼女らしい。

 

でも、そのベンチと共に過ごした時間があって、

今の彼女の笑顔がある。

 

近々、彼女の名前がついた椅子で、

一緒にランチをするのを楽しみにしています。

 

 

やきもち市場活性化のススメ

 

昨日、やきもちについて書きました。

 

書いてるうちに、やきもち市場の規模って

ものすごく大きくて、

市場価値は、はかり知れないくらい

高いんじゃないかと思ったのです。

 

やきもち市場とは?

 

やきもちをやいてしまったと思う人と

やきもちをやいてほしいと思う人の

やきもち受け渡し市場。

 

でも、実際は、やきもちの受け渡しがほとんどなく、

価値を生み出すことのないひっそりとした市場。

 

やきもちをやいてしまったと思う人は、

本当は、手渡したいと望んでいるのに、

決して手渡さず、むしろ、ひた隠して抱え込んでいる。

 

やきもちをやいてほしいと思う人は

やきもちを探しまわっているけど、

決して見つけることができない。

 

欲しいやきもちをやいている人が、手渡してくれないから。

 

だから、やきもち市場で、

やきもちが出回って、誰かのこころを満たす、

なんてことが、ほとんど起こらないのです。

 

 

 でも、心の奥底では、どちらも

 

やきもちを手渡したい

 

やきもちを受け取りたい

 

そう思っているのです。

 

強い需要と供給が根底にあるのです。

 

やきもち市場は、

本当は、あなたとあなたの大切な人のこころを満たせる

はかり知れない潜在価値を持った市場です。

 

やきもち市場の莫大な潜在価値を、

あなたから、発掘してみませんか?

 

まずは、あなたのやきもちを大切な人に手渡すこと。

 

そのために、

やきもち市場における受け渡しのルール、

もう一度確認してみてくださいね。

 

やきもちを手渡す側は、

投げやりにならずに素直に話すこと。

 

やきもちを受け取る側は、

そっと安心させてあげること。

 

やきもち市場が、活発になって

多くの人のこころを満たしますように☆

   

  

 

やきもちの不思議

 

あなたは、やきもちやくこと、ありますか?

私も、昨夜、やきもちやいたばかりです。

食べるお餅じゃないですよ☆

 

大切な人に対してやく、やきもち。

友達に対してやく、やきもち。

 

いろいろありますね。

 

では、やきもちをやいたときの気持ち、

ちょっと思い出してみて下さい。

 

なんとも言えない気持ちが湧き上がってきませんか?

 

「あー、私ってダメだなぁ・・・」

 

「なんでこんな風に思っちゃうんだろう・・・」

 

「また、やっちゃったなぁ・・・」

 

そして、ふか~い自己嫌悪の世界へ。。。

 

やきもちをやいてるときって、すごく苦しいですよね。

 

相手のことを考えると、嫌だろうなって思う。

 

それで、ふか~い自己嫌悪にもなって。

 

でもね、先日、私の中に「やきもち焼いてほしい」っていう想いが

出てきたんです。

 

で、我ながら、脈絡のないことばかり言ったなぁって思うのですけど、

そんなことを相手の人に話していました。

 

後から相手の人に聞くと、

「ずいぶん投げやりだなぁ」と思ったとのこと。

 

結局、やきもちをやいてくれたのかどうかは、不明のままですが、

でも、ふと考えると、やきもちって不思議だなぁって。

 

なぜかというと、

 

やきもちをやいてる当の本人は、

自己嫌悪と反省と、なんとも言えない想いの渦中で苦しんでいる。

 

でも、相手は、やきもちやいてほしい、

と思っているかもしれないのです。

 

ここ、すごく不思議ではないですか?

 

同じやきもちでも、受け取り方が全然違う。

 

一方では、相手に言えない、

と思いながら、やきもちの扱いに苦しんでいる。

 

ところが、

 

一方では、言ってほしい、

とやきもちを望んでいるのです。

 

望まれないやきもちと

望まれるやきもち。

 

需要と供給のバランスがとれてない(笑)。

 

需要があっても、供給側が、

そんなもの、とても供給できません!

とばかりに、供給しないのですから。

 

どうりで、2つのこころが満たされないわけです。

 

だから、やきもちは、いつも悪者扱いされるのですね。

 

2つのこころを満たさないばかりか、

2つのこころを落ち込ませるやきもち、

 

として。

 

しかも厄介なことに、

やきもちをやいて自己嫌悪に陥る気持ちと

やきもちをやいてほしいと望む気持ちが

一人の人間の中に混在している。

 

だからといって、

相手の気持ちがわかるかというと、そうではなくて

相手の人が望んでいるかもしれないから

やきもちを手渡そう

とか、とても思えないのですね。

 

むしろ、気づかれたくない!って思ってしまうのですね。

 

 

でも、ちょっと考えてみて下さい。

 

欲しいやきもちが手渡されたら。

 

届けたいやきもちを手渡すことができたら。

 

2つのこころは、満たされると思いませんか。

 

そしてそのとき、やきもちは、

あなたの大切な人のこころを満たすことができる

とても大切な価値を持った宝石に変わるのです。

 

しかも「超」希少価値の宝石です。

 

なぜでしょう?

 

あなたにしか手渡せない宝石だから。

 

 

2つのこころが満たされるために、

 

あなたの苦しみを、「超」希少価値の宝石に変えるために、

 

あなたの宝石が輝き続けるために、

 

あなたができること。

 

 

素直に、相手の人に話してみる。

 

 

あなたが思っているほど、やきもちは、

どうしようもないものではなくて、 

むしろ、相手の人が望んでいるものかもしれないのですよ。

 

 

私も書いていて、こころが柔らかくなってきました。

 

やきもちって、私にしか手渡せない宝石なんですから☆

 

今日は、素直になって、話してみようと思います。

 

 

もし、あなたが

やきもちをやいて苦しんでいるとしたら。

 

勇気を持って、素直に、相手の人に話してみませんか?

 

 

そのときのひとつのポイント、お伝えしますね。

 

伝える側は、投げやりにならずに素直に話すこと。

 

伝えてもらった側は、そっと安心させてあげて下さいね。

 

あなたとあなたの大切な人のこころが満たされますように☆