チャレンジを楽しむ

正直にお話しします。

あなたがなりたい自分に早くなりたいと思うなら、「チャレンジを楽しんで」下さい。

 

月曜日に書き初めに再挑戦したドイツ人の22歳のインターンの学生。

ニューズレターの自己紹介文の中で、日本に来て「チャレンジを楽しんでいる」と書いていた彼は、

金曜日に書いていたときは、「正確に書けないんだ」と言って、真剣に何度も書き直していました。

 

そして迎えた再挑戦の月曜日。

彼は、「うまく書こうとすればするほど、どんどん下手になっていくんだ。だから今日は、

リラックスして書くよ」と言って硯に向かいました。

真剣な面持ちで何度も書き直しをします。

でも、金曜日のときのように険しい表情ではありません。

ようやく心を決めて、色紙に丁寧に鉛筆で下書きをして(!)筆を入れていきました。

何度もお手本と見比べながら、ゆっくりと一筆一筆を置いていきます。

そしてようやく色紙が完成しました。

出来上がった色紙を見ながら満足そうです。

そしてふと横に積んでいた練習した紙を数えて、19枚だとわかると、「七転び八起きって言葉が

あるよね。この色紙の裏に、十九転二十起って書いたら面白いと思わない?」と言うのです。

すごくいいアイデア

満足のいく結果の裏に、努力の数を記録する。ポジティブなメッセージと共に。

 

十九転び二十起きの努力に文字通り裏付けされた「愛」という字をしげしげと見つめながら

顔についた墨もちょっと誇らしげです。

彼曰く、「パーフェクトである必要はないんだと思って、下手なのを受け入れて、

自分へのプレッシャーを減らした」のだそう。

 

もし、あなたが、他の人のようにすぐに上達できないと悩んでいるなら

もし、あなたが、他の人のように器用にものごとをこなすことができないと悩んでいるなら、

もし、あなたが、他の人のようにうまくできないと悩んでいるなら、

 

チャレンジを楽しみましょう。

 

なぜか?

 

なりたい自分になる一番の近道だから。

 

昨日のイタリア人スタッフの書き初めは、三転び四起きだったかもしれません。

インターンの彼は、十九転び二十起きでした。

でも彼は、試行錯誤して、自分なりの方法で、自分が誇らしく思える作品を仕上げました。

 

人それぞれにストーリーがあります。

あなたには、他の誰にもないあなただけのストーリーがあります。

そのストーリーを自分が誇らしく思える作品に仕上げるのは、あなたしかいないのです。

そしてなりたい自分になってあなたのストーリーのヒーロー/ヒロインになるために

「チャレンジを楽しむ」。

チャレンジに打ち勝たなくていいヒーローやヒロインのストーリーなんてないですよね☆

 むしろヒーローやヒロインになれるのは、チャレンジに打ち勝つからこそ。

 

あなたは、今日はどんなチャレンジを楽しみますか?

 

f:id:Hikokigumo:20170128080246j:plainf:id:Hikokigumo:20170128080300j:plain