「うちのセンターの人が一番、私が何やってるか知らないんだよね」
先日、同僚が一つのイベントをやり遂げました。
今まで、私たちのセンターでやったことがないこと。
そして長年、そういうことができたら、と取り組んできたこと。
彼女が出張から帰ってきて、どんな様子だったか聞きたくて、
話を聞いていました。
すると、いろんな資料や動画を見せながら、どんどん話をしてくれるのです。
その時、ぼそっと
「こんなに聞いてくれるの〇〇さんだけだよね」と。
そして
「うちのセンターの人が一番、私が何やってるか知らないんだよね」と。
同じ職場の人が、どんな仕事をしているのか
だいたいは把握していると思っていませんか?
私も、彼女の仕事を知っているつもりでした。
でも、今回、彼女のやり遂げた仕事のことを詳しく聴いていると
こんなこともしてたんだ、あんなこともできるんだって
今まで、彼女の仕事のほんの一部しか見ていなかったことに
気づきました。
同じ職場の人が、自分がどんな仕事をしているのか知らない
って思うの、ちょっとさみしいですよね。
きっと仕事のやりがいって感じにくいですよね。
なぜか?
よろこびを仲間とわかり合うチャンスがないから。
仕事のよろこび。
それは「できた!」よろこびを、人とわかり合う瞬間に訪れると思うのです。
日常の仕事で忙しくて、いろいろ話を聞いている時間なんて
なかなか取れないよ、って思われるかもしれません。
10分、15分でいいのです。
時には、周りの人の仕事に興味を持って話を聴いてみる。
また違った仕事の楽しさが見えてくるかもしれません。