愛するということ

王監督は、本当に野球を愛しているんだな」

 

セラピスト石井裕之さんの言葉です。

 

なぜ、石井さんがそう思ったのか?

 

それは、王監督が、胃がんの手術を受けて退院した時の会見で、

 

「またチームに戻って、優勝するよろこび、負ける悔しさを 味わいたい」

 

という言葉を聴いた時、感動して、そう思ったそうです。

 

普通は、優勝したいけど、負けたくはない。

でも、王監督にとっては、勝とうが負けようが、野球は野球。

勝ったよろこびも、素晴らしい。

でも、負けた悔しさも、味わい深い、捨てがたいもの。

勝ったから野球が好きなんじゃない

勝っても素晴らしい

負けても素晴らしい

そう言えてこそ、野球を愛していると言えるんじゃないかと。

 

この言葉を聴いたとき、

ふと、もしかすると、私が決めた「たったひとつ」のことに対する想いと

同じなんじゃないか、と。

  

私が決めた「たったひとつ」について

うれしかったり

楽しかったり

することは、もちろん、うれしい。

 

でも、

凹んだり

悩んだり

迷ったり

しても、うれしいと感じる。

 

たったひとつに出会えた奇跡。

ようやく見つけた たったひとつ。

 

大切にしていきたいと思います。