なぜ「感情」に惹かれるのか?

 

昨日、感情は「語尾に宿る」ことについて、お話しました。

 

ふと、自分が、今 とても「感情」に惹かれていることに気づきました。

 

なぜ、私が今「感情」に敏感になって、惹かれているのか?

 

その理由がちょっとわかりました。

 

友人から、感情を書いてみてくださいね、と言われていた。

 

そのとおり感情だけを書いてみたら、

長い間 停滞していた私が、

新しい輝く世界に行けた。

 

それまで、いいこともよくないことも、

すべてにとにかく感謝することにしていた。

 

でも、感謝をする前に、

すべての感情を、そのまま書き出してみた。

 

すると、毎日が実感として、

宝物のように感じるようになった。

 

自然と感謝の気持ちが

湧き上がってくるようになった。

感謝しよう、と思わなくても。

 

 

最初、感情を書くってどういうこと?

って思った。

 

何を書けばいいのかわからなかった。

 

でも、感情を書いてみると、いろんなことが

気持ちよく開けていった。

 

 

以前、小学校のときの、弟と私の日記帳を

読み比べてみたことがあった。

 

弟のは、今日 誰々と遊んで、こんなことがあって、うれしかった、

楽しかった、かなしかった、腹が立った、そんな素直な気持ちが

書かれていて、こんなときもあったんだなぁって、微笑んでしまう日記。

 

一方で、私の日記は、今日こんなことがあった、あんなことがあった、

と詳しく書かれているだけで、感情がまったく書かれていなくて、

ただの記録を読んでいるみたい。面白くもなんともなかった。

 

ふと、そのことを思い出した。

 

そうなんだ。

 

私は、小さいときから、ずっと自分の感情をすっとばしてきたんだ。

 

なぜそうなったのかはわからない。

 

でも、推測するに、

私が見るのを避けてきた感情

そんな感情は、やっかいなものだと思っていて、

それに振り回されている

自分が嫌だったからかもしれない。

 

だから、見ないように、すっとばしてきたのかもしれない。

 

今、私がこんなに「感情」に惹かれるようになったのは、

そんな感情が、やっかいなものではなく、

むしろ、丁寧に見てあげることで、

自分を癒し、

人にも、

自分にも、

やさしくなれる

そう気づくことができたから。

 

だから今 私は、こんなに「感情」に惹かれているのだと思う。