魔法がかかる時間

 

あなたは

ハリーポッター 好きですか?

ロード・オブ・ザ・リング 好きですか?

 

朝、所長が部屋に来て、そう聞くのです。

 

そして、なんだか楽しそうに

「いいもの見せてあげよう」と。

 

所長室に入ってみると、そこには

朝の光が、窓ガラスに乱反射して

白い壁に、キラキラ光るたくさんの虹の光を映し出していて

それは部屋全体が光に包まれているような

綺麗な光景でした。

 

すると、所長が壁時計を指して、

ハリーポッターロード・オブ・ザ・リング

光が時計を照らした時間、

あっという間に世界が魔法にかかって

不思議なことが起こるシーン覚えてる?

もうすぐここにも起こるよ」と。

 

見ると、壁時計の下半分に

虹の光がかかっているのです。

 

「あの光が、ぴったりと時計に重なったら

魔法がかかるんだ。

重なるかもしれないし、

重ならないかもしれない。

これから毎日チェックしようか」と。

 

まぶしい朝のきらめきがいっぱいのオフィスの光景と

所長の素敵な考え方に、清々しい1日の始まりを迎えた朝でした。

 

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