「教えない教育の基本」とは?

 

「それが教えない教育の基本だから」

 

今日、ゼミの先生のところへ、

研究の報告と相談に行ってきました。

 

今までは、これまでの研究の報告をする中で、

ここはこうしたらどうか、こういう方法もあるよね

というような、提案をして下さっていました。

 

でも、私から先生に質問をしたことはありませんでした。

 

というのも、何もかもが手探りで、

どこがわかっていないのか、

何がわからないのか、

何をどう質問すればいいのか、

自分でもわからなかったのです。

 

ところが、少しずつ研究が進んできた今日、

初めて、先生に質問することができました。

 

すると、思ってもみなかった糸口を

先生は提示して下さいました。

 

ずっと重くのしかかっていた不安が

まったく別の方法で、解決できるかもしれない。

 

心の鎖が、スッと解き放たれたようでした。

 

その話を友人にすると

「本気になっているかどうか。先生はそれを見てたんだと思うよ。」と。

 

友人は、なぜ先生がアドバイスをくれないのか、

それには理由があると思っていたのだそうです。

 

それは、私がまだ本気になっていなかったからだと。

 

だから、自分がどこがわからないのかも、まだ見つけられず、

先生に質問ができなかった。

 

ようやく、自分がどこがわからないのかがわかって

先生に質問をしたら、先生はアドバイスをくれた。

 

「それが教えない教育の基本だから」と。

 

やっぱり、あなたはなんでもお見通しですね。

 

そう、私が本気になって取り組み始めたのは、つい最近。

 

だから、それまで自分がどこがわからないのかが見えていなかった。

 

「教えない教育の基本」とは?

 

本人が本気になって、自分が「どこがわからないのか?」を見つけること。

 

そこが、教えない教育を受けることができるスタート地点なのです。

 

ようやくスタート地点に立てた今日。

 

そして、誰の言葉よりも一番うれしい応援をもらった今日。

 

今週末の発表会に向けて

 

全力で走りたいと思います。

 

いつもありがとう。