身体を使う

 

「お腹を使って、身体で覚えるしかないのよ」

 

今日は、久しぶりの歌のレッスン。

 

いつものように発声練習していると、

「もっとお腹を使って、音の道をつくってあげて」

と先生が仰いました。

 

いつもは、

声は、後頭部から後ろに抜けるイメージで、

あくびをするときの喉と口で歌う

「い」は耳から横に音が出ていくイメージで

「え」は目じりから斜め後方に音が出ていくイメージで

「あ」は耳と目じりの間から、前方へ円を描くイメージで

 

など、首から上を意識して歌うことが多かったのです。

 

ところが、先生のアドバイス通り、

お腹を膨らませたり、へこませたりして

歌ってみると、楽に安定した高音が出るのです。

 

先生は、歌を歌っているときは

お腹を意識されているのですか?と聴くと

「お腹しか意識してない」と。

 

えぇ~!?

 

そうなんですか!?

 

 

「お腹を使って、身体で覚えるしかないのよ」と。

 

学びの師も、「頭で考えず、

体感することが大事」と仰います。

 

研究の師も、「論文は、頭で考えず、

身体を使って書きなさい」と仰います。

 

歌の先生も、「お腹を使って、

身体で覚えるしかないのよ」と仰います。

 

頭で考えるのではなくて、身体で感じる。

 

それは、学びにも研究にも、そして歌にも共通する

大進化ポイントのようです。