現場の目と耳であること

 

10,000km離れている上司と仕事をする上で、

私が意識していること。

 

それは、現場の目であり、耳であること。

 

上司は、私たちのオフィスの現場を知らない。

 

現場を直接見ることはできないし、

こちらで話していること、すべてを聞くこともできない。

 

私が提供する情報をもとに判断する。

 

上司だったら、どんな情報があれば判断できるのか?

 

その視点で情報を集め、

事実だけを伝えることに徹している。

 

私が違う情報を伝えていたとしても、

上司がそれを承認して進めてしまうと

上司の責任が問われるからだ。

 

私のミスが上司の責任にならないように

注意を払う。

 

ところが、先日やってしまった。

 

いずれにしても、

その案件を上司は承認して処理しなければならない。

 

上司が承認をするにあたって、

「今伝えた事の経緯をすべて記録して送るので、

誰かに聞かれたら、その記録を使ってください」

と伝えた。

 

すると、「誰が聞くのか?」と言う。

 

「将来、誰かから質問を受けた時のために」と言うと、

 

「君は、私に君を非難しろと言うのか?」

 

「そんな困難な状況に私を置くな。

ミスは誰にでもある。ただ処理をして、前に進め」と。

 

 

改めて、

現場の目であり、耳であること、

こちらのオフィスをすべて

任せてくれている責任を

強く刻んだ一日でした。