いつも想像を超えて

 

 「なんで言ってくれなかったのかなぁ」

 

私が、8年の間ずっと悩んでいた症状を

友人に打ち明けた時のこと。

 

ずっと誰にも言えずにいたこと。

 

でも、今回は、友人に迷惑をかけてしまった。

 

だから、ちゃんと謝らなくては。

 

そう思いながらも、症状のことは説明できずに

ただ謝るしかできなかった。

 

「言ったらなんて思われるだろう」

 

その答えがこわくて。

 

十分な説明もなく、私に謝られた友人は

戸惑っていました。

 

でも、私に負担をかけないように

やさしくゆっくりと聴いてくれて。

 

言うしかないと思いました。

 

それでも、途中までは説明できても、

最後の症状をはっきりと伝えるのは、

ものすごく勇気がいりました。

 

友人は、何度も言いかけては止めてしまう

私の言葉をじっと待っててくれました。

 

やっと言えた私に、友人は

何でもないことのように言ってくれて。

 

そして

 

「なんで言ってくれなかったのかなぁ」と。

 

 

そうだった。

 

友人は、いつも私の想像を超えた言葉をくれる。

 

あなたがいてくれること。

 

本当にありがとう。