他己紹介の妙

 

週末、ゼミ恒例の修業の会に参加してきました。

 

修業の会も、今年で6回目。

 

ゼミの門下生のみならず、

他大学の先生や、企業のCSR部長などが

標高800mの聖地に集まりました。

 

ほとんどは門下生なので、お互いによく知っているけれど

初めて会う人もいます。

 

夕食までの間、師ご夫妻のお部屋に集まり

しばし歓談。

 

その後、精進料理を頂きながら

自己紹介かと思いきや、他己紹介

 

今日初めて会った相手のことを、

昔からの友人のように、みんなに紹介するのが

なんとも言い得て妙。

 

しばしの歓談の間に、いかに人の話を聴いていたかも

試される。

 

私の相手だったかなちゃんは、

今は新潟の大学で教鞭をとる先生だけど、

2年前は学部院生だった。

 

京都出身の彼女は、毎年お正月に開かれる

百人一首大会に参加するほどの歌留多取りの名手。

 

学部院生時代に聴いていたそんな意外な一面を紹介すると

門下生の間でも、

 

「へぇ~!」

 

「そうだったんだ~!」

 

の声が上がる。

 

なかなか自分では言わないことも

人から紹介されることで

その人の意外な一面が伝わるのも楽しい。

 

相手のことを知っていても、

 

知らなくても。

 

他己紹介

 

おススメです☆