命を支える天使たち

 

昨日、私が初めて入院した時のことを書いた。

そのときのことを思い出した。

 

2015年、私は生まれて初めて、入院した。

 

生まれて初めての手術を受けるためだ。

 

全身麻酔で、いつ意識がなくなったのかわからない。

 

気がつくと、手術は終わっていた。

 

うっすらと目を開けると、看護師さんたちが周りにいる。

 

なぜか、私の右腕は、ひどく痙攣していて

びくん、びくんと波打っていた。

 

手術室から、看護師さんたちが

私の横たわっているベッドを運んでくれる。

 

そのとき、看護師さんの一人が、

 

「おかえりなさい。頑張りましたね」

 

と声をかけてくれた。

 

朦朧とする意識の中で、

うなずいて笑顔で応えようとすると、

その看護師さんは、目がなくなるくらい

にっこりと微笑んでくれた。

 

天使だと思った。

 

 

入院中も、彼女たちの朗らかさと

やさしさに癒された。

 

彼女たちと話すのが楽しみだった。

 

看護師さん。

 

人の命を支える天使たち。

 

素晴らしい職業だと思う。