奇跡のチームがパンドラの箱を開けるとき

 

 「あのチームは奇跡なんです...」

 

先生が言った。

 

1週間前に受けた、1日で100記事を書く講座。

 

受講後、7日間、課題が出された。

 

その課題を、最終日に偶然決まったチームで

取り組むことを課された。

 

そして、課題に取り組んで5日目の夜、

先生のつぶやきが投稿された。

 

 「あのチームは奇跡なんです...」

 

先生は、どこのチームとは言わなかった。

 

でも、私たちのチームの誰もが、

私たちのチームのことだと思った。

 

他のチームの人にもそう言われた。

 

「チームっていいですね\(´ω` )/」


「チーム サイコーだねー^_^」

 

メンバーの言葉がとてもうれしくて、講座のグループページに

投稿した。

 

すると、すぐにチームのメンバーの一人から

 

「〇〇さんの「チーム サイコーだねー^_^」

の言葉がうれしかったって投稿してくれて、

私たちすっごい嬉しかった!」

 

ってメッセージが届いた。

 

心が大きく動いた。

 

彼女の声掛けが、いつもチームメンバーをやる気にさせる。

 

十数店舗を持って、何十人もの社員に慕われている

理由をしみじみと感じた。

 

この人のためだったら、頑張れる

自然とそう思ってしまう。

 

先生は、講座が始まる前の7日間も課題を出した。

 

ある日の課題が出せずにいたら

先生から直接メッセージが来た。

 

今晩提出します、そう言って

一番最後に課題を提出した。

 

その一週間後。

 

朝、先生からグループページに課題が出された。

 

「今日のミッション早いですね💕
サクッといきますか!」
 

そんなチームメンバーのメッセージに

よし!サクッとやろうと思って

投稿しようとしたら、

まだ誰も投稿してない。

 

ちょっとひるんだ。

 

誰かが投稿した後に投稿しようか...

 

そう思いながら、チームのグループページにつぶやいた。

 

「課題できちゃったけど、まだ誰も投稿してない...」

 

すると、すぐに

 

「私ももうすぐできるから、1、2で行きましょう!」

 

「ゴーゴー!!」

 

 メッセージが飛んできた。

 

みんなの言葉にパワーをもらって、えいやっ!

で投稿した。

 

その夜、先生が 【大事な話】と書いて

グループページにつぶやかれた。

 

 「あのチームは奇跡なんです...」

 

「あのチームで7日間コンプリートした
 瞬間、パンドラの箱が開くんだ」と。

 

7日間を過ぎて、

私たちがパンドラの箱を開けたのかどうかわからない。

 

だけど、この7日間が

私たちチームに、

特別なギフトをくれたことは確かだ。

 

みんなキラキラし始めている。