人前で話すことを始めてみる

 

今日から毎年恒例の

シニアマネジメントのリトリートが始まった。

 

今年は、オンラインで開催されることになったため、

1日目の今日は、全員参加のオープンセッションとなった。

ほとんどが初顔合わせの人たちだ。

 

事前にチーム割りがされて、

割り当てられたお題について

具体的行動案を提出するように求められていた。

 

私たちのチームは、

 

  • 自宅勤務中に発見した活かすべきポイントを
    どのように今後の標準にしていくか?

 

  • 今後どのようなテクノロジーを取り入れていくべきか?

 

  • 自宅勤務中に、どのような弱点が見つかったか?

 

  • 今後、どのような変化が必要か?

 

というお題をもらった。

 

今日の1時間のミーティングの時間内に、

具体的なアクションポイントをまとめる。

 

そのために、

昨日、それぞれが意見を予め

シェアポイントに記入しておいて、

今日のミーティングに臨んだ。

 

1時間はあっという間だった。

 

私は、最後のお題の

 

今後、どのような変化が必要か?

 

に対して、常日頃、

あったらいいなと思っていたことを記入したが、

時間もなく、特に発言しなかった。

 

でも、時間があったら発言したのかというと疑わしい。

 

なぜなら、議長のリディアが

 

「次、話してくれる?」と

 

途中で、さりげなくチャットから

メッセージを送ってくれたのに対して、

 

今は特にコメントがないから、

次の質問に進みませんか?

 

と返していたのだ。

 

ミーティング中にまとめるのは

途中までとなったが、引き続き

リディアがまとめて、提出することになった。

 

ありがとう、と言いながら

みんなオンライン会議室から

退室していく。

 

そしてさきほど、そろそろ寝ようかなと思ったとき

チャットにリディアからメッセージが入った。

 

どうしたのですか?

 

と聞くと、

 

「書記をしていたアンドレアが、

あなたが書いていたコメントを送ってきて

シニアマネジメントに上げる最終原稿に

必ず入れてねって言ってきたの。

すごくいい案よ。どうもありがとう」

 

と。

 

すごくいい案だと言ってくれたこともうれしかったが

わざわざそれを知らせてくれたこともうれしかった。

 

私もそろそろ人前で話すことを

始めてみるときなのかもしれない。