震度7の痛さとは?
「昨日の痛さは震度7だった」
今年93歳の祖母の妹。もう何年も足の神経痛に悩まされていますが、痛み止めは飲まない主義。
突然襲ってくる痛みがどれほど痛いものか、「痛い、痛いと言っても、うちの人は
わかってくれないから、最近は震度で言うことにした」と。
一日のうちに何度も襲ってくる痛みにも強弱があり、微震の時もあれば、ものすごーく
痛い激震の時もある。
そのものすごーく痛いことを旦那さんにわかってもらいたくて、震度で痛さを
伝えることにしてるのだと言う。
もし、あなたが、ものすごーく嬉しかったことを相手に伝えたいなら、
もし、あなたが、ものすごーく怒っていることを相手に伝えたいなら、
もし、あなたが、ものすごーく感謝していることを相手に伝えたいなら、
数字で表現してみる。
なぜか?
あなたの感覚で感じたことがよりはっきりとわかりやすく伝わるから。
そしてポイントは、震度や摂氏、風速、ヘクトパスカルなどを使って伝えてみる。
その威力は、特にネガティブなことを相手に伝える時に有効です。
たとえば、
「私、今 あなたに摂氏150度で怒ってます」とか
「私、今 風速100mで忙しいです」とか
「私、今30ヘクトパスカルで不機嫌です」とか。
すると、どうしても相手に伝えたかったネガティブなあなたの心にほんの少し空間ができ、
聞いている相手の心にもほんの少し空間ができ、お互いにくすっと笑える隙間ができる
かもしれません☆