先日、雨の中で、ちいさなあったかさに出会いました。
横断歩道を渡ろうとしたときのこと。ふと視線を感じました。
見ると、小学校3,4年生くらいの傘をさした元気な男の子。
おばあちゃんらしき人と一緒です。
横断歩道を先に歩きながら、何度も振り返ります。
すると途中から、コクっとお辞儀をしてくれます。
振り返るたびに、お辞儀をしてくれる男の子。
おばあちゃんも不思議そうに振り返ります。
男の子とおばあちゃんにお辞儀をしながら、
次の横断歩道を渡ります。
横断歩道を渡ったところで、男の子とおばあちゃんは右の道へ。
私はまっすぐ。
元気にずいぶん先を歩いていた男の子は、振り返って最後にまたコクっと。
手を振ると、男の子も手を振り返してくれました。
雨は、時々あったかさを運んできてくれるようです。
1年の中で、雨の多いこの梅雨の時期。
雨の日には、少し周りを見わたしてみてはいかがでしょうか?
ちいさなあったかさを見つけられるかもしれません。