以前、「ちょっとだけ」のいい面をお話したことがあります。
今日は、「ちょっとだけ」のもうひとつの側面についてお話したいと思います。
どんな側面か?
それは、あと
「ちょっとだけ、食べよう」
「ちょっとだけ、テレビ見よう」
「ちょっとだけ、寝よう」
この場合の「ちょっとだけ」、ほとんどいいことないです。
なぜか?
結局、「いっぱい」になるから。
甘いものを食べていて、あと「ちょっとだけ」食べたい。
しないといけないことがあるのに、あと「ちょっとだけ」テレビを見たい。
あと「ちょっとだけ」寝たい。
でも、その「ちょっとだけ」は、どれくらいですか?
「ちょっとだけ」の量は、あなたの感覚ですね。
「ちょっとだけ」が、1回、2回、3回、と続いていって
トータルすると「いっぱい」になっていることって
ありませんか?
そして、あーまたやっちゃった。。。って。
では、どうしたら止められるのでしょう?
それは、「具体的に決める」こと。
このチョコレート3つ
この番組30分
睡眠30分
と、具体的に決めるのです。
もし、あなたが
あと「ちょっとだけ」食べたい
あと「ちょっとだけ」テレビを見たい
あと「ちょっとだけ」寝たい
と思ったなら、
具体的に、どれくらいかを決めて下さい。
「あとちょっとだけ」を重ねて食べたチョコレート6つより
「あとちょっとだけ」を重ねて見た番組1時間より、
「あとちょっとだけ」を重ねて寝た3時間より
実際の量は少なくても、満足度は100%です。