授かったいのち

 

「へその緒が、一重に巻いているだけでも

助かるかどうかなのに、2重に巻いてるって

絶望的だったのよ。

そうして授かった命なのだから。」

 

私が生まれたとき、へその緒が首に巻いていて

大変なお産だったことは、聞いていた。

 

産声をあげたとき、父は泣いていたと。

 

今朝、母から、へその緒が2重に巻いていて

私のいのちは絶望的だったことを知った。

 

そうして授かった私の命。

 

どう生きていくのか、生かしていくのか。

 

今一度、考えてみたいと思う。