結論：「初めの頃の真面目さを忘れすぎているなと思った。」
はっとしました。
今日は、1年に1度、とある大学での一般教養の授業。
授業最後の10分で、レポートの課題を出すことになっています。
レポートの内容は、
私たちが自由に決めていい。
なので、私が出した課題は、
「みなさんなりの今日の授業のポイント３つと
１つの結論を理由と共に記載して下さい。」
「正解は、ないから」と伝えた上で
出てきたレポート。
結論：「大学に入って、1年以上経って
初めの頃の真面目さを忘れすぎているなと思った。」
そんな彼女が書いた私の授業の3つのポイント。
１．ノートをとる
２．グループディスカッション
３．小学生にわかりやすく紹介する語彙力
大学生が、小学生にわかりやすく説明するのに
新たな語彙力なんて必要ないのです。
でも、語彙力が必要だと思うくらい
簡単ではないことに思えた。
真面目さを「忘れているな」と思ったのではなく、
真面目さを 「忘れすぎているな」と思った。
彼女が、「このままじゃいけない」
そう結論に至ったときの
ハッと息を飲んだ瞬間が
見えた気がしました。
もし、彼女が
私の講義を受けて
そう思ってくれたなら。
今年もやってよかったと思う。
