「ただ『知らない』だけであったと気づいた」
昨日に続き、学生レポートの採点をしていて。
レポート2つめの課題は、
「今日の授業を受けて、みなさんの中に起こった変化(気づきなど)
を1つ書いて下さい。」というものでした。
300人以上のレポートを読んで、
ものすごく心動かされた言葉。
それは、
「国際的な内容に、関心が自分はないと思っていたが、
ないのではなく、ただ『知らない』だけであったと気づいた」
関心がないものというのは、
ほとんどの場合、耳を傾けず
そのままいつものように通り過ぎてしまうもの。
ところが、彼女は
今まで関心がなかったものに触れ、
それが、関心がなかったのではなく
ただ『知らない』だけであったと気づいた。
彼女の奥底に、何かが
ひっそりと、でも、輝きをもって
芽生えた瞬間。
それを感じたとき、
ものすごく心動かされました。
この一瞬。
こういう瞬間を
大切にしたいなぁと思いました。