細部に宿った神さまを見つけるには?
「神は細部に宿る」
ってよく言われますね。
でも、実際
「神は細部に宿る」って
実感することって、
あまりないのではないでしょうか。
なぜかというと、
細部に宿っているので、
気づかないで素通りしてしまうことが
ほとんどだからだと思うんですね。
私のライティングの学び。
「なぜ、師匠と同じ言葉が出てこないのだろう?」
「なぜ、師匠はこの言葉を選んだのだろう?」
その私の疑問に対して、師匠がフィードバックをくれます。
でも、最初は、わかってるつもりでいたんです。
「確かに、師匠が選んだこっちの言葉の方がいいな。
だから、師匠はこっちを選んだんだ。なんとなく、わかるなぁ。」
「師匠が選んだのは、きっとこういう理由だな。
だから、これは聞かなくてもいいよね。」
「なんとなく、師匠の言葉の方がいいのがわかるし、
こんな細かいこと、いちいち聞かない方がいいよね。」
勝手に、師匠がその言葉を選んだ理由を想像して、
勝手に、納得して
勝手に、自分だけで完結していました。
師匠の作品の細部に宿った神さまを見つけることもなく。。。
でも、今は、師匠がつくってくれたフィードバックの時間のたびに
「神は細部に宿る」
を実感しています。
では、なぜ、私は、師匠の「神は細部に宿る」を
感じられるようになったのでしょう?
どこに神さまがいるか、見つけられるようになったから
ではないんです。
実際、毎回、
「神さまはこんなところにいたんだぁ!」
って、思いもしなかったところに
神さまを発見しています。
今も、どこに神さまがいるか、見つけられません。
でも、私が細部に宿る神さまを感じられるようになったのは、
あることをしているから。
それは?
「師匠との違いを見つける」。
そして、見つけたら
なぜ、師匠はそうしたのか「聴いてる」から。
師匠との違い。
最初は、
「そうだなぁ、師匠の言葉の方がいいなぁ。」
「なるほどねぇ。」
って、納得してました。
師匠との違いを感じて、わかったつもりでいたんです。
でも、なぜ、その言葉を選んだのかを
師匠に「聴いてみる」と、
私が思いもしなかった理由が返ってくるのです。
そして、その理由が、すべてを物語っている。
そのとき、
「あぁ、神さまは、ここにいたんだなぁ」
って実感するのです。
「神は細部に宿る」
神さまは、ほんとに小さな細部に宿っているから、
私たちは、つい見過ごしてしまいます。
だから、細部に宿った神さまを
見過ごさずに、「ここにいたんですね☆」
って、見つけるためには、
師匠に「違いを聴く」。
「なぜ、師匠はそうしたのか?」
「なぜ、師匠はそう考えたのか?」
私の小さな質問に、いつも
丁寧に、丁寧に、答えてくれる師匠。
いつも、本当にありがとう。