心から尊敬する友人

 

「先日メールさせて頂いていたのですが、届いているでしょうか?」

 

今日届いたメール。

 

えっ!?そうなの!?

 

gmailのフォルダーを探してみたけど

見つからない。

 

そして、普段見ないSpamメールのBoxを見たときに、

私宛にメールが1通届いていることに気がついた。

 

送信元の名前に見覚えがない。

でも、メールを読んで、以前の私の英語のBen先生が

母の英語のレッスンのために、最初に声をかけて下さった

Jim先生からだとわかった。

 

Jim先生と私は直接面識はない。

 

だけど、今回Ben先生が声をかけてくれたときに、

母のレッスンを受け持つことができなくて、

別の先生を紹介してくれたのだけど、

母が英語を習いたいと言ったその情熱が忘れられなくて、

ずっと考えていてくれたことが書かれていた。

 

今回母が、今はまだ英語が全然しゃべれないからという理由で

レッスンを受けることをしり込みしてしまったことを気にかけてくれて、

母のそういうメンタリティをカバーしてくれそうな

ご自身の友人Susieに母のことを話してくれていた。

 

そして一度、母とSusieとで30分間だけ、

試しに話してみませんか、

それ以降は続けても続けなくても

何の義務感も感じる必要はないので、

という内容のメールだった。

 

なんの面識もない私たち母子のために、

友人の方に掛け合い、母の再び生まれた英語への情熱を

なんとかしてあげたいと思って下さったJim先生の気持ちと

文面から滲み出るあたたかなやさしさに、

 

なんて表現していいのかわからないけれど、

今まで感じたことのないような

深く大きな慈愛の心に触れた気がして、

心の奥底が静かに震えた。

 

Ben先生が、Jim先生のことを

 

心から尊敬する友人

 

と言っていた理由がわかった気がした。

 

Jim先生がメールを送ってくれていたのは6月2日。

 

もし、今日Spamメールのボックスを見ていなかったら、

きっとJim先生も2回目のメールは書かなかっただろうし、

私が先生の深くあたたかい想いを知ることもなかったし、

こんな特別な感動を感じることもなかっただろう。

 

今日、私にメールをくれた人

Spamメールに向かわせてくれて

本当にありがとう。

 

Jim先生

深く大きな慈愛の心を届けて下さって

本当にありがとう。

 

Ben先生

先生の大切な心から尊敬する友人とつないで下さって

本当にありがとう。