8年目にして咲いたジャカランダの花

 

種から植えたジャカランダの木。

 

青空駐車場に母が植えていたのが、

8年目にして、ようやく咲いた。

 

高さは、3mくらいあるだろうか。

 

遠くからでも見えるらしく、

 

「綺麗な花やね~」

 

そう言ってわざわざ見に来てくれる人もいる。

 

「接ぎ木できるかな?」

 

そう言って、枝の先を切って

自宅で植えようとしてくれる人もいる。

 

駐車場の前のおばちゃんが、

とてもよろこんでくれて

お友達を呼んできては、

一緒にジャカランダの花が咲いたのを

愛でてくれている。

 

種から育てて本当によかったなぁって思う。

 

そんなとき、

先日、職場のオンライントレーニングに参加した時に

しばらく連絡を取っていなかった同僚から

「久しぶり!元気にしてる?」

ってメッセージが入った。

 

参加者の中に私を見つけてくれたようだった。

 

彼女は、私が今の職場に入ったばかりの頃に

本部にいて、いろいろと丁寧に教えてくれた

大好きな同僚の一人だ。

 

でも彼女が異動してから、

仕事で接することはなくなっていた。

 

2年前の本部での研修の時に会ったっきり。

 

私たち、びっくりするくらい長い間話してないよね

久しぶりに話したいなぁ

 

ってメッセージすると、

 

「本当にその通りね。早速日程決めましょう。

私は、ジャカランダの紫色の花を見るたびに

いつもあなたのことを思い出してるのよ」

 

って返事が返ってきた。

 

覚えてくれてたんだ!

 

彼女とジャカランダの話をしたのは、

ちょうど8年くらい前のこと。

 

8年目にして初めて咲いたジャカランダの花と

8年前のことを覚えていて、ジャカランダの花を見て

私を思い出してくれる同僚が、遠く離れたケニヤにいること

 

なんだかとってもしあわせな気持ちになりました。

 

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