最初に限界を決めない

 

今日は、3回目の

キックボクシングのトレーニング。

 

最初のストレッチも、少し慣れてきた。

 

最初だいたい5回ずつ、ゆっくり

スクワットとかストレッチをする。

 

で、これ5回はできるな、と思っていたら、

 

「あと5回やりましょう!」

 

って、10回になったりする。

 

また、他のストレッチで、

 

あと2回で10回だ~、って思っていたら

 

「あと2回いきましょう!」

 

って増える。

 

この、あと5回、あと2回の回数が絶妙で、

ものすごくキツイ。

 

それは、多すぎても、少なすぎても違って、

この増やされた回数ちょうどくらいで、

ぷるぷるしてくる。

 

この、あと何回っていうのが

すっごいぷるぷる来るんですけど、

これくらいだったら、まだ余裕あるな

とか、わかるんですか

 

って聞くと、

 

「そうですね、

見ていて、あとこれくらいできそうだな

っていう回数を増やしてます」

 

そうなのか~

 

やっぱりプロは見ていてわかるんだなぁ

 

って思っていたら

 

その人が言った。

 

 

「数決めると

 

そこに限界置いてしまうんで」

 

「だから、最初に回数言わないんですよ(笑)」

 

って。

 

 

ハッとした。

 

そう言われてみれば、彼は、最初に回数は言わない。

 

私が勝手に、

だいたいこれくらいだろうなぁ

って思う回数を設定していて

あと2回で10回だ~、みたいにやってる。

 

確かに、自分で勝手に設定した回数が

目標になっていて、そこから少し増えるだけで

めちゃキツイ。

 

だけど、めちゃキツイと感じるのは、

私が勝手に設定した目標を、気づかないうちに

限界として見ているからなんだって気づかされた。

 

「目標」が大事っていうけど、

 

「目標」=「限界」になってるかもしれない。

 

 

目標に向かって、頑張って、努力して

達成できた時は、めっちゃうれしい。

 

でも、本当は

 

目標をさらりと超えて、もう少し遠くへ行けるとしたら?

 

「目標」=「限界」を設定するのはあまりにもったいない。

 

で、きっとだいたい目標を超えて行けるんだ。

 

 

「最初に限界を決めない」

 

ってことが、どういうことなのか

 

朝から体感できて、なんかすごくうれしくなった。