心揺さぶられる唄

 

清木場さんの唄は、流行りの唄じゃない。

 

だけど、

 

唄をみんなと一緒に育てていきたい

 

って言う。

 

年月をかけて育っていく唄。

 

清木場さんの唄は、

 

心揺さぶられるものが多い。

 

この唄もそのひとつ。

 

 

「母ちゃんの幸せじゃけぇ」

 

アンタの好きに 生きたらええ!

孤独に折れたら 戻ってきたらええ

くたびれた顔して 歩きなさんな

 

辿り着いた場所で 咲けばええ

幸せばかりを 追いかけて

人を妬んじゃ いけんのよ

 

アンタの幸せは アンタにしか

掴めんのじゃけぇ! 胸を張りんさい!

 

父ちゃん「泣くな!」と アンタの頭を

いつも 叩いておったけど

「男の涙は人のため」

自分のことは堪えんさい

 

じゃけどどうにも 泣きたくなったら

いつでもここに 戻りゃええ

 

怒りは心を黒くする

許せんことにも広く在れ

 

アンタの心は 優しいから

詰まらんことで 崩れるな!

 

この世の誰もが アンタのことを

捻じれるくらい 責めようとも

 

アンタは私の 世界一の

大事な大事な息子じゃけぇ!

アンタの幸せを 生きなさい!

それが母ちゃんの 幸せじゃけぇ

 

晴れた空が在るように

心も曇ったり 雨も降る

 

何が一番大切か?

自分の心に聞きなさい

 

アンタの道を 生きなさい

それが母ちゃんの 幸せじゃけぇ

それが母ちゃんの 幸せじゃけぇ