応援する側の心持ち

 

今日は、と~っても楽しみにしていた

キックボクシングのトレーニングの日。

 

先生が、チャンピオンベルトを携えて帰ってきた。

 

クラッカーを一緒に鳴らして

昨日買ったデコレーション用の

キラキラ光る3色のモールを束ねて

レイのようにしてかけたら

意外とよろこんでくれた☆

 

先生が勝ったのは、確かにあっという間だったけど、

でも2分くらいは経ってると思ったけど、

実際は、52秒だったらしい。

 

そんなに早かったんだ!!!

 

チャンピオンベルトを持たせてもらって(かなり重い!)

いろいろと試合の話を聴いて、私はワイワイ騒いでた。

 

先生はいたってフツー。

いつもの先生だ。

 

そしたら、先生が

「〇〇の試合に出られることになったんです」

って。

 

あ、先生が出たいって言ってた試合だ。

 

スゴイ!!!

とか

よかったね!!!

って思うより、

心がちょっとだけざわっとした。

 

あのものすごい猛者たちがいる試合。

 

 

8月に初めて先生の試合を見に行ったときも

行く前に、どんな心持ちで応援したらいいのか、

実は、すごく悩んだ。

 

知り合いが格闘技の試合に出るなんてこと

今までもちろんなかったし、

どうしても心配が先立ってしまったから。

 

そんな心配の気持ちで会場で応援されたって

うれしくないどころか、よくない波動が伝わりそうで、

試合当日までに、この心配をなんとかしなきゃって

結構真剣に考えた。

 

心配なんてほんと余計なお世話だよなって

何度自分に言い聞かせたかわからない。

 

そんなことをしながら、出てきた答えは、

私史上最大の発見だった。

 

そうして、8月の試合も一昨日の試合も

その心持ちで応援することができた。

 

それなのに、先生が勝って

望んでいた試合に出ることができるようになったのに

あのものすごい猛者たちがいるところで戦うのか

って思ったら、やっぱり心配が先立った。

 

勝っても負けてもどっちでもいい。

 

無傷で、先生がやりたい試合ができれば最高だ。

 

これも、ほんとに余計なお世話だと思う。

 

先生は、もちろん勝つことを目指してるわけだし

 

勝っても負けてもどっちでもいい、なんて思われてもね。

 

でも、これが応援する側の今の私の一番しっくりくる心持ち。

 

私のようなクラブの1メンバーでも

余計なお世話で、こうして心配してしまうけど、

家族の人ってどんな気持ちで、試合を観てるのだろう。

どんな気持ちで、試合までの日々を過ごしているのだろう。

 

すごいなぁって思う。