「口笛吹いて、教えちゃげてんの」
先週末、94歳の叔母の家に泊まりました。
朝ごはんを食べていると、
台所の前の前栽から続く裏山から
うぐいすの軽やかな声が聞こえてきました。
うぐいすの声って、人の気持ちをのどかにしてくれますね。
しばらく静かに聞き入っていると
今度は、なにかのどに詰まらせたような
ホーホケキョ、とは鳴けない声が。
すると、叔母が
「毎年、鳴き方の下手なうぐいすが、ここに来んの。
だから、口笛吹いて、鳴き方教えちゃげてんの」と。
叔母のいつまでも瑞々しい感性。
見習いたいと思います。