今日は、教えてもらった
5分くらいのショートムービーを見た。
夢を追う者 と 見守る者。
映像には、兄弟の日常が映っていた。
努力が報われず、不安になって
兄にあたってしまう弟。
それを見守る兄。
自分を、どちらにも投影して見ることができる。
映像の最後には、弟は、努力が報われて
スポットライトを浴びている。
兄にあたってしまった後悔と
兄への心からの感謝を表した作品が
入賞した。
展覧会に来た兄が
そのとき初めて弟の入賞した絵を知る。
うれしいのに、涙があふれる兄。
それは、弟がここまでくるのに
歩んできた道を知っているから。
映像の中では、どちらもつらい想いをし、
どちらも美しい。
どちらがいい、とかない。
そして、自分がどちらの役割だっていい。
自分が生きる役割が、
一番尊くて、美しい。
そう思った。