お金を手渡すということ

 

今週末から2週間、実家からの自宅勤務開始。

 

朝、母の車を運転して、実家に帰る。

 

夏の朝のドライブ最高☆

 

そうして、実家に帰ってきて、

庭のカエルちゃんがいるか

のぞきに行ったら、門のところに人が立っている。

 

なんだろうと思っていたら、

「ありがとうございます」って

封筒を手渡してくれた。

 

封筒には、車番が書いてある。

 

家の前の空き地は、

青空駐車場になっていて、

釣り客の人がよく車を停めている。

 

そう、家の塀から5メートル以内にある海は、

商港なのだけど、釣り船がたくさん泊まっていて

シーズンの週末やお天気のいい日は、

釣り客の人がたくさん来るのだ。

 

うちの青空駐車場は、誰か見ているわけでもないし、

駐車場の看板を立ててるわけでもなく

ただの空き地。

 

それでも、船頭さんがお客さんに言ってくれたりして、

車を停める人は、駐車代をポストに入れておいてくれている。

 

早朝から沖に釣りに出た人たちは

お昼前には帰ってくる。

 

母が、ポストからいくつかの封筒を持ってきた。

 

みんなちゃんと車番を書いてくれている。

 

人によっては、

名前や携帯番号、

そして、

 

「ありがとうございます」

 

の言葉も添えられている。

 

なんかすごく感動した。

 

相手の顔も見えない。

 

何かサービスを受けたわけでもない。

 

ただの空き地に車を停めただけ。

 

それなのに

 

わかるように車番や名前を書いてくれたり

 

「ありがとうございます」

 

って言葉を添えてくれている。

 

 

今、お金を手渡す機会がめっきり減った。

 

だけど、

 

これからお金を払う機会があったら、

 

もっと感謝して手渡したい

 

そう思いました。

 

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