ピン!ときたら

「1839年にウィリアム・ダーウィンが生まれると父親であるチャールズは第一子の

観察日記をこと細かくノートに記録した」

 

1年前の3月にたまたま目にした新聞記事で、私の人生を変えるきっかけとなった一文です。

 

もし、あなたが、気になる一文を見つけたら

もし、あなたが、ずっと心に引っかかっていることがあるなら

もし、あなたが、ピン!っとくる言葉に出会ったら

 

すぐにやってみる。

 

なぜか?

 

あなたの人生を180度以上変えてしまうことに出会えるから

 

昨年の3月に「チャールズ・ダーウィンは、自分の子供を科学に使ったのか?」という記事を

たまたま目にしました。

その中に見つけた一文、「1839年にウィリアム・ダーウィンが生まれると父親であるチャールズは

第一子の観察日記をこと細かくノートに記録した」。

あの「種の起源」の発見には、自分の子供の観察日記が大きな役割を果たしたことを知りました。

その前の半年間、ずっと気になっていたものは「ノート」。

この一文で、すぐに高橋政史先生の方眼ノート講座のことが浮かびました。そして申し込み。

 

そのちょうど1年後に、ダーウィンの生活していた家を訪れているとは

想像もしませんでした。

 

もし、あなたが、気になる一文を見つけたら

もし、あなたが、ずっと心に引っかかっていることがあるなら

もし、あなたが、ピン!っとくる言葉に出会ったら

 

すぐにやってみる。

 

1年後、あなたは想像もしていなかった場所に立っているかもしれません。

 

今日は4月1日。

あなたのピン!ときたことに耳を、心を傾けて、新しい90日間を一緒に駆け抜けましょう。

 

 

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夢を叶えるための最初の一歩

「僕も強い想いで戦っていたけど、もしかすると、彼は僕よりも強い想いで

戦っていたのかもしれない」

元プロボクサーの長谷川穂積選手が初めてKO負けした相手に対してつぶやいた言葉です。

 

もし、あなたが

どうしても叶えたい夢を持っているなら、

2017年にどうしても達成したいゴールがあるなら、

どうしても実現させたいビジョンがあるなら、

 

紙に書いて持ち歩きましょう。

 

なぜか?

常に持ち歩くことで、強い想いが宿り、その想いの強さが夢を叶えるから。

 

ふとつけたテレビで目にしたタイトル、「あの負けで私は強くなった

『ボクシング・長谷川穂積』」に惹きつけられました。

 

2010年4月30日、WBC世界ボクシング評議会バンタム級タイトルマッチ。

11回目の防衛戦に挑んだ長谷川選手は、ライバル団体である世界ボクシング機構WBO)王者にして

3階級制覇者のフェルナンド・モンティエル選手との王者対決で、キャリア初のKO負けを

喫します。

番組は、長谷川選手がその試合に負けてから引退まで、どのように考えが変わり、どのようなボクサー人生を歩んだのかについて、そして、当時の対戦相手のモンティエル選手を訪ねるというドキュメンタリーでした。

 

父親は、ボクシングジムのトレーナー、兄弟もプロボクサーというボクシング一家に育った

モンティエル選手。

父親は、モンティエル選手が「世界チャンピオンになる」と書いた紙を常にお財布に入れて

持ち歩いていたそうです。

そして、モンティエル家の壁に飾られていた額に入った1枚の紙。

それは、モンティエル選手が小学3年生の時に書いたボクシングでチャンピオンになる夢。

そこには、2010年の試合の勝利を予言していたかのように

WBC」「Tokio, JAPON」と書かれていました。

 

それを見た長谷川選手が、ぽつりとつぶやいた言葉。

「僕も強い想いで戦っていたけど、もしかすると、彼は僕よりも強い想いで

戦っていたのかもしれない」

 

もし、あなたが

どうしても叶えたい夢を持っているなら、

2017年にどうしても達成したいゴールがあるなら、

どうしても実現させたいビジョンがあるなら、

 

まず、その夢を、ゴールを、ビジョンを、紙に書いて肌身離さず持ち歩いてみませんか。

そして、紙に書いて持ち歩くことによって夢を叶える力を体験してみませんか。

 

"We are what we do"

"We are what we do" 

「私たちは、行動でできている」

 

もし、あなたが

「厄介だなぁ、手を抜こうかなぁ」とか

「面倒だし、今日はやらないでおこうかなぁ」とか

「他の人もやってるんだし、私もやってもいいよね」って

思ったときは、

 

We are what we do"の言葉を思い出して下さい。

 

なぜか?

どんな自分になりたいのかを思い出させてくれるから。

 

一日中歩き回って、夜ロンドンのホテルで、見るともなくテレビを見ていたら、

”We are what we do"というコマーシャルの言葉が目に飛び込んできました。

日本語に訳すと「私たちは、行動でできている」でしょうか。

 

ナショナル・ウエストミンスター銀行のCMで、5歳-18歳の子供たちにお金のセンスを

身につけてもらうため、お金について知ってもらうための”MoneySense”というプログラムの

コマーシャルでした。

 

ナショナル・ウエストミンスター銀行では、学校や家庭で、子供たちがお金についてもっと知り、

楽しく学べるようなオンラインのゲームや教材を、先生や親に無料で提供しています。

1994年に始まり、これまで3,100以上の学校で実施されてきました。

2018年までに、さらに100万人の子供たちに提供することを目指しています。

 

本業で利益を得ること以外に、企業が自らの知識と経験を活かして、社会に貢献する活動、CSR

 

日本の小学校や中学校でお金のことを学ぶ授業があったら。

子供たちが将来にわたって、自らを助けることができる知識を、お金を扱うプロから

学ぶことができる。

社会が求めていることを、自らの知識や経験を共有することで、社会に貢献できる。

 

もし、あなたが、

「厄介だなぁ、手を抜こうかなぁ」とか

「面倒だし、今日はやらないでおこうかなぁ」とか

「他の人もやってるんだし、私もやってもいいよね」って

思ったときは、

 

”We are what we do"の言葉を思い出して下さい。

 

手を抜いたら、手を抜いた行動があなたを創ります。

やらなかったら、やらなかった行動があなたを創ります。

よくないとわかっていても、他の人がやっているからといってやった行動が、

あなたを創ります。

 

逆に、厄介だなぁと思っても、手を抜かなかった行動があなたを創ります。

面倒だなぁと思っても、やり切った行動があなたを創ります。

他の人がやってるからという誘惑に負けずに、あなたが信じてやった行動があなたを創ります。 

 

行動が私たち自身を創る、ということを。

 

 

 

We Are What We Do – Wikipedia

駅が提供できる極上の贅沢とは?

あなたの平日の朝は、いつもどんなものですか?

忙しいですか?

バタバタしてますか?

オフィスに着くまでにすでに疲れてますか?

 

もし、毎日使う駅に楽しみがあったら、通勤が楽しくなると思いませんか?

 

今朝、遠方へ出かけるため、いくつもの路線が乗り入れる大きな駅に向かいました。

朝のラッシュ時、大きな駅は人でいっぱい。

足早で歩く人が飛び出してきたりして、ぶつかりそうになります。

いつもと違う朝の駅の様子に警戒しながら、歩いていると、駅のホールにかすかに

音楽が響いているのに気がつきました。

見ると、駅の1Fと2Fのプラットフォームをつなぐエレベーターの横に置いてあるピアノを

おまわりさんが弾いているのです。

行き交う人は、振り返り、家族や友人と歩いている人は、微笑み合い、何か話している。

おまわりさんの周りは自然と歩く速度がゆっくりになって、微笑みと会話が生まれていました。

 

人々がただ時間通りに目的地に着くことを目指して、行き交う朝の駅。

そこには、感情を動かす余地がほとんどありません。あるとしたら、ぶつかって、

けんかになりそうになるか、どちらかが嫌な思いをするかぐらいでしょう。

そんな騒然とした無味乾燥の朝の駅の構内に響く軽快なジャズの音色。

駅が提供できる極上の贅沢だと思いました。

 

駅は、構内にピアノを置くだけでいいのです。あとは、通りがかりの人が、それぞれの

音楽を奏でてくれて、多くの人に笑顔と心のゆとりを提供してくれる。

駅で起きてるはずのケンカやケガが減ってるかもしれない、朝の駅で嫌な思いをして仕事で

他の人に当たってしまう人を減らしているかもしれない。

目には見えないけど、その効果は絶大だと思うのです。

 

そしてどの人もみんなピアノがとても上手。小さいころから慣れ親しんでいる楽器なのでしょうか。

 

日本の駅で、提供できる極上のサービスって何でしょう?

日本で、小さいころから慣れ親しんでいるもの、お稽古ごとというと、思いつくのは、お習字、そろばん、ピアノ。

駅で静かにお習字を書いていても、誰も振り向いてはくれないし、そろばんを弾いていたら、

変な目で見られるのがオチでしょう。

やっぱり、ピアノでしょうか。でも、みんな通りがかりに弾くかな?

日本ならではのカラオケは?

 

いつも当たり前だと思っている、朝の駅の風景。

でも、その駅で極上の贅沢が提供されたら、と思うとちょっとワクワクしませんか?

いつもの風景を違う角度で眺めてみませんか?

 

あなたが朝のラッシュ時に、受けたい極上の贅沢って何でしょう?

少し想像してみて下さい。

もし、私にとってはコレ!って思うものが浮かんだら、よかったら教えて下さいね☆

 

12時間後に同じ駅に帰ってきたら、今度はおじいさんが、極上のクラシックを弾いていました。

一日の疲れが吹き飛びました。

 

 

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「教えない」に秘められた愛

「なぜ、人は教えてしまうのか?」

 

先日、高橋政史先生のセミナーで、出た問いです。

 

もし、あなたが、人から相談されて

「この人の悩み解決してあげたい」とか

「なんとかしてあげたい」とか

「いいアドバイスしなきゃ」

と思っているなら、絶対外してはいけないポイントがあります。

 

それは、

決して「教えないで」ください。

 

なぜか?

 

その人が自分で解決する力を奪ってしまうから。

 

先日のセミナーで、「なぜ、人は教えてしまうのか?」という問いについて

話し合う機会がありました。

私は、「なんとかしてあげたいと思うから」「求められているから」と言うと、

隣に座っていた友人は、「うーん」と言って考え込みました。

「ちょっと違うのかな?」と思っている間に、ディスカッションの時間が終わり、再び講義へ。

 

休憩時間になったとき、カウンセラーであるその友人が「さっきの質問について考えてたんだけど、

カウンセリングでは、「求められている」けど、「なんとかしてあげたい」けど、

絶対に教えないんだよ」と。

 

カウンセリングに来る人は、助けてほしい、なんとかしてほしいと思って、

カウンセラーの先生のもとを訪れます。

でも、カウンセラーは、「求められていても」、教えない。

その人のことがわかっていても、答えがわかっていても、教えない。

そのかわり、ただひたすらに「質問する」。

その人が自分で気づくまで「聞く」と「聴く」を繰り返すのだと。

 

「人は、なぜ教えてしまうのか?」という問いに対し、高橋先生は

「教えないとできないだろう」という前提があるから教えてしまうのだ、と仰いました。

だから、「教えなくてもできる」という前提に変えよう、そうでなければ、

その人が自分で解決する力を奪ってしまうから、と。

 

カウンセラーの先生も、「教えなくてもできる」と思って、カウンセリングをしているのです。

 

友人の言葉は、私の中での「あたりまえ」を完全にひっくり返してしまいました。

 

人は、相手が「できる」と思って話をしてくれているかどうかを敏感に感じ取ります。

「できる」が前提の人と接すると、頭と心が自由になります。

「こうしなきゃ」「こうでなきゃいけない」と思っていたカチカチの頭と心が、

自由になって、ポジティブな選択ができるようになるのです。

「こうしてみようかな」

「こんなことでもいいんだ」

「とにかくやってみよう」って。

 

もし、あなたが

「この人の悩み解決してあげたい」とか

「なんとかしてあげたい」とか

「いいアドバイスしなきゃ」と思っているなら、

 

決して「教えない」こと。

 

そして、相手が「教えなくてもできる」の前提で、話を聴いてみて下さい。

 

あなたが大切にしたい人は、あなたの温かさを心の奥底で感じ取り、

必ず「できる」ようになりますから。

 

 

 

感じたままに伝えると、新しい世界に出会える

「パンが生き生きして喜んでる」

 

もし、あなたが

「もっとうまく伝えなきゃ」とか

「ちゃんと説明しないと伝わらないんじゃないか」とか

「すっごく感情を乗せて話さないと伝わらないんじゃないかな、でも苦手だな」

と思っているなら。

 

大丈夫ですよ。

感じたままを話してみて下さい。

 

なぜか?

 

相手の感覚にスパーン!と直球で届くから。

 

先日セミナーで、隣に座った友人が、朝 発見したという最寄駅近くのパン屋さんのことを

話してくれました。

 

お店で働く女の子たちがダンガリーのつなぎを着ていて、楽しそうに働いていること、

お店の様子がカワイイことなど、どの言葉も興味がわきます。

でも、そのパンを絶対買いたいと思わせたのは、友人の

「パンが生き生きして喜んでる」

の一言でした。

 

「生き生きしてるパンってどんなだろう!?」

「食べてみたい!」

友人の一言が私の心を鷲掴みにしました。

 

セミナーが終わって、お店の商品もほとんどなくなっているお店に入り、

レジをしてくれている間、友人から「パンが生き生きして喜んでいる」と聞いて、

買いに来たことを伝えました。

すると、奥からシェフが出てきて、「そんなことあるんですね」と照れながら、

「また是非寄って下さい!」と、いつの間にか出来てくれた厨房の奥にいたスタッフの女の子たちと

一緒に見送ってくれました。

 

友人が感じたままに発した一言が、私を動かし、作り手であるシェフの心を動かし、

スタッフの女の子たちの心を動かした。そうして広がった新しい出会い。

 

論理的に説明する必要はないのです。

たくさんの言葉を尽くして説明する必要もないのです。

 

あなたの感性で感じたままに言葉を発すれば、それは直球で相手に伝わり、人の心を動かします。

 

後でわかったことですが、生き生きとしたパンを作っていたシェフは、ご本人が

生き生きとした夢を持っている素敵なシェフでした。

 

あなたも、春の街に出て、あなたの感性で見つけたものを感じたままに伝えてみませんか。

これまでとは違った新しい世界に出会えるかもしれません。

 

<TOLO PAN TOKYO>

www.panportal.jp

 

 

 

 

毎日小さな「成果」に気づくと…!

もしあなたが

「成果が出ないなぁ」

「このやり方でほんとに成果出るのかな?」

「わからないなぁ」と思っているなら、

 

今日 行動したことを一行書いてみて下さい。

 

なぜか?

 

昨日より成長した自分を確認して、行動し続けることができるからです。

 

あなたは、やるべきことがたくさんあるとき、どうしていますか?

まずは、やるべきことが何か、すべて書き出してみるといい、ってよく言われますよね。

やるべきことをすべてリストアップして、その日のうちにできなかったことは翌日のTo Doに

入れて、それでもできなければ、さらに翌日に入れて。

でも、それがもしどんどん積み上がっていったら。。。

 

最近、私に起こったことです。

やるべきことをすべて書き出し、その日のうちにできなかったことを翌日のTo Do リストに入れて、

それを繰り返していました。

ところが、できなかったこと「だけに」フォーカスしていると、動けなくなってしまったのです。

あれもできてない、これもできてないって。

やろうと思っていても、頭でわかっていても、できなかったことが積み上がっていき、

ますます身動きがとれなくなってしまいました。

ところが、先日 友人に「これも今日の成果だね」と言われたとき、こんな小さなことも

成果になるんだ、とはっとしました。

 

小さなできたことに気づいて、それを積み重ねていることを確認することで、

行動し続けることができる。

「意外とできてるかも」

「ちゃんと行動してるな」

「そういえば、これって前はできなかったことなのに、できてる」って思える。

 

To Doリストにフォーカスすると、できなかったこと「だけ」にフォーカスしてしまいがちです。

 

やるべきことをすべて書き出したら、

 

今日行動したことを1行まず書く。

次に、一日の小さな成果を書き出す。そして、行動してみてどう感じたかを書く。

 

毎日 小さな「できた」が確認できたら、行動し続けられます。

 

そのためにできることは、とにかく一行、行動したことを手帳やノートに書く。

そして、小さな成果を書き出して、感じたことを書いておく。

 

必要なのは、小さな成果にもっと気づくことだけ。

 

すると、2週間後には、ほんとは毎日成果を出していたのに、それに気づかず、

ずいぶん遠回りしてもったいなかったよね、って思える自分がいるかもしれません。