自分が望むことを伝える

「本人の意思の表明がない場合でも、教職員は適切な機会を通じて、建設的な対話を

働きかけるなど、その学生がニーズの申し出をできるよう自主的な配慮に努める。」

 

一年に一度、キリスト教系の大学で講義を受け持っている中、今年も授業に関する

連絡事項がまわってきました。

今年は5年目。その中で初めて目にする注意事項がありました。

それは「障がい学生支援に関する基本方針」とその配慮文書。

今年度の授業には聴覚障がい学生がいるため、配慮ある授業を行ってほしいとの連絡でした。

例えば、口の動きで内容を読み取ることがあるので、通常よりゆっくり、はっきりと口を開けて

話すように、映像教材を使う場合は、事務室に「文字起こし、字幕付け申請」を行うようになど。

大学の方針として、障がいのある学生が、障がいのない学生と同じように学生生活を

送れるよう修学の機会を確保するために環境を整えていく。

ただ、大学側が良しとする環境を整えるだけではなく、障がいのある学生一人一人のニーズを

学生が自ら伝えられるように働きかける、という一文。

大学視点の環境ではなく、その学生一人一人の視点に立って、環境を整えていく、という

大学の姿勢に共感しました。

 

私が方眼ノートの力を今のところ唯一学生に還元できる場。

授業開始後のわずかな時間ですが、学生が自分のニーズを、自分の望むことを人に伝えられる、

そんなお手伝いができるような授業ができれば、と改めて思いました。 

 

望みを叶える「見る」ちから

もし、あなたが、「こんなふうになりたいなぁ」とか

「こうなったらいいなぁ」とか

「今年はこれをやってみたいなぁ」となんとなく思っているとしたら

 

望む景色を「見て」下さい。

 

なぜか?

実現するスピードが格段に速くなるから。

 

先日、職場の同僚が、「昨夜すごい美味しいクッキー食べたんです!」と

嬉しそうに話してくれました。「夢の中で」と。

彼女は、とてもリアルに夢の中での出来事を語ってくれました。

「大きなソフトクッキーで、ペパーミントの葉が入っていて、鮮やかな緑がすごく綺麗で

美味しかったんです!」と。

彼女は、毎日のように夢を見ては、色、味、触感の具体的なところまでよく覚えていて、

まさに体験してきたように話してくれます。

 

そんな彼女は、よく映像を見ています。

「こうなったらいいなぁ」「こうしたいなぁ」という状況を具体的に「見て」いて、

頭の中にある映像をとてもリアルに話してくれます。

そして、次々に望んだことを実現させているのです。

 

もし、あなたが、「こんなふうになりたいなぁ」とか

「こうなったらいいなぁ」とか

「今年はこれをやってみたいなぁ」となんとなく思っているなら

 

望む風景を「見て」下さい。

彼女のようにどんな色で、どんな味で、どんな触感で、どんな気持ちなのかを具体的に

「見て」みて下さい。

毎日 その映像を「見る」ことで、あなたの望んだ風景を実際に体験する日が確実に近づきますから。

 

音楽が「見える」!

あなたは、音楽は好きですか?

 

音楽を演奏したり、歌を歌うときは、その曲の情景を思い浮かべながら演奏すると、

音楽が相手に伝わるってよく言われますね。

聴く方にまわってみても、いいなぁって思う音楽は、聴いていると、その情景が目に

浮かんできますよね。

でも、もっとダイレクトに音楽を身体で感じ、鮮明な情景をダイレクトに人に伝えられる

方法があることご存知でしたか?

 

もし、あなたが、「お客さんの心に響く音楽を届けたいなぁ」と思っているなら、

もし、あなたが、「イメージした情景をそのまま音楽に表現できたらなぁ」と思っているなら、

もし、あなたが、「もっと情景をハッキリとイメージできたらなぁ」と思っているなら、

 

楽譜に色を塗ってみて下さい。

 

なぜか?

音楽が「見える」から。

  

先日、私がまたまた密かにファンになっているカラーパフォーマンストレーナー田中つるみさんの

ブログで、ジャズピアニストの上原ひろみさんが小さい頃に先生から教えてもらったという

トレーニング方法、「楽譜へ色塗り」が紹介されていました。

 

色で目覚める「自分の活かし方」レッスン♪

「楽譜へ色塗り」by上原ひろみ

http://ameblo.jp/prism-iroiro/archive1-201703.html

 

「楽譜へ色塗り」。とっても新鮮で、何より楽しそう!

早速 色鉛筆を探し出して、Youtubeで音楽を聴きながら、楽譜に色をつけていきました。

ここは明るい情景だからオレンジ色、でもこの音はちょっと緑色も入ってるよね、って感じながら。

ひととおり色塗りが終わって、改めて音楽を通して聴いてみてびっくり!

「うわぁ!音楽が見える!」

 

微妙なトーンの変化や強弱、どこまでがひとつのまとまりになっているのかがすべて

楽譜上にハッキリと見えるのです。

同じフレーズのところは、図らずも同じ色で塗ってたりします。

でも、色の濃さが違うことで、繰り返しの違い、そこにある情景の違いも読み取れる。

試しに歌ってみると、目に浮かぶ情景の鮮明さが、以前と比べものにならないくらい

ハッキリとしているため、歌にダイレクトに情景をのせやすいのです。

上原ひろみさんの、自由でダイレクトに身体に響く音楽のルーツはここにあったんだなぁ

と感じました。

 

もし、あなたが、「お客さんの心に響く音楽を届けたいなぁ」と思っているなら、

もし、あなたが、「イメージした情景をそのまま音楽に表現できたらなぁ」と思っているなら、

もし、あなたが、「もっと情景をハッキリとイメージできたらなぁ」と思っているなら、

 

楽譜に色を塗ってみて下さい。

そして、音が目に見えることの感動、音楽が自分の中に浸透してくる感覚、そして描く

情景の鮮度の違いをぜひ体感してみて下さい。

あなたの描いた音楽をダイレクトに人に届けたいなら、「楽譜に色塗り」は

必須科目かもしれません☆

 

毎日小さな「成果」に気づくと...!その2

もし、あなたが、「もっと行動できたらなぁ」とか、

「毎日続けられたらいいのになぁ」とか、

「モチベーションってどうやったら続くんだろう?」って

思っているとしたら、

一日の小さな成果をできるだけたくさん書いて下さい。

 

なぜか?

小さな成果があなたの行動をさらに加速させてくれるから。

 

先日、To Doリストのできなかったことだけにフォーカスをしていると、動けなくなってしまった

お話を書きました。

そして、小さなできたことに気づいて、それを積み重ねていることを確認することで、

行動し続けることができることを書きました。

http://hikokigumo.hatenablog.com/entry/2017/03/20/144424

 

その後、さらにどんな変化が起こったと思いますか?

 

ものごとを長い目で見られるようになったのです。

 

どういうことか?

それまでは、やったことの成果がすぐに出ることを期待していました。

でも、たいていそんなにすぐ出ない。

そうすると、「あれでよかったのかな?」「別の方法の方がよかったんじゃないかな?」って

思い始め、長続きしないのです。

ところが、毎日少しずつ同じことをしている、つまり、小さな成果に気づき続けていると、

今すぐに望んでいる成果が出なくても、小さな成果が出ている限り続けていける、

そして改良を重ねていける。

すると、今、自分が続けていることに自信が持てるようになります。

さらには、今すぐに望んでいる成果が出なくても、必ず成果が出ること信じられるようになります。

 

もし、あなたが、「もっと行動できたらなぁ」とか、

「毎日続けられたらいいのになぁ」とか、

「モチベーションってどうやったら続くんだろう?」って

思っているとしたら、

一日の小さな成果をできるだけたくさん書いて下さい。

この効果は絶大です。

 

一日の小さな成果をできるだけたくさん書くことによる変化は、この他にもたくさん起こります。

やってみたら他にもこんな変化が起こったよ!ってこと、ぜひ体感してみて下さいね。 

今までできなかったことに挑戦する90日間

異動の季節ですね。

 

6年前、大学院にいたときのクラスメート2人が、4月からロンドン勤務になりました。

一人は、海外勤務を目指してしましたが、もう一人は、海外勤務なんて全く興味がないし、

考えたこともない、英語だけが唯一苦手なもの、と言い放っていました。

 

2人は別々の企業に勤務していましたが、たまたま一人がもう一人の会社の案件を

担当していたりして、卒業後も顔を合わしていたようです。

卒業して半年後、一人は東京へ異動、もう一人もその1年後に東京へ異動。

そして、この4月、ロンドン到着後に一人がホテルのフロントで話をしているところへ、

1週間前に到着していたもう一人が現れて、びっくり!

偶然にも同じホテルだったとのこと。

 

一人は、海外勤務を目指し、もう一人は、海外勤務には全く興味がなかった。

それが、6年後ロンドン勤務が決まり、ホテルでばったり!

海外勤務に全く興味がなかった友人は、今は海外勤務に活き活きとしています。

 

もし、あなたが、「これ、苦手だから、全然興味ないよ」とか

「それ、できないから、考えたこともないよ」とか

思っているとしたら、とてももったいないことをしてるかもしれません。

 

新年度が始まったこのタイミングで、今までできなかったことにチャレンジしてみませんか。

 

数年後、あなたはこれまで考えたこともなかった世界で、活き活きと活躍しているかもしれません。

 

スポットライトを当てて舞台を作る

あなたは、家の中の照明というと、どんなものを思い浮かべますか?

シーリング型の天井にぴったりとくっついたもの、ペンダント型のぶら下がりタイプ

など、明かりの色も白熱灯から昼色灯などいろいろありますね。

 

もし、あなたが、家でなかなか机に向かえない、とか、

家でやらなきゃいけないことがあってもなかなか作業が進まない、とか

料理を作ろうと思っているのになかなか作れない、とか

困っていたら、

 

スポットライトを買ってみてください。

 

なぜか?

 

スポットライトがあなたをその場所に導いてくれるから。

 

先日、キッチンのライトを買い替えに行きました。

最初は、ペンダント型のものを思い描いていたのですが、お店に行くと

スポットライトを発見。

それは、自由に方向が変えられる小さなスポットライトが3つついているものでした。

さっそく取り付けると、スポットライトに照らされたキッチンはまるでキッチンスタジアム。

キッチンに立つと、気分はもう料理の鉄人です。

最近ちゃんと料理を作れてなかったなぁと思っていたのですが、

そのスポットライトが当たるキッチンスタジアムで料理を作りたくなるのです。

 

もし、あなたが、家でなかなか机に向かえない、とか、

家でやらなきゃいけないことがあってもなかなか作業が進まない、とか

料理を作ろうと思っているのになかなか作れない、とか

困っていたら、

 

作業場所にスポットライトを当てて、あなたの舞台を作る。

 

四月の新生活が始まる時期、引越しや部屋の模様替えで照明を変える人も多いことでしょう。

この機に、あなたの舞台を演出するスポットライトの力を試してみませんか。

小さな変化ですが、スポットライトの当たる舞台であなたの新しい物語が生まれるかもしれません☆

 

 

雲の上のブレークスルー

断言します。

雲の上には、いつもと違うインスピレーションが漂っています。

 

もし、あなたに、ずっと抱えている問いがあったら、

もし、あなたに、ずっと悩んでいることがあったら、

もし、あなたが、最近 煮詰まっているなと感じていたら、

 

時には、雲の上にいる時間を作ってみて下さい。

 

なぜか?

 

雲の上の不思議なインスピレーションをキャッチできるから。

 

先日、ある問いを3日間考えていましたが、答えが出てきませんでした。

その問いには、過去何度か向き合ってきましたが、これだ!という答えを見つけることは

できていませんでした。

飛行機の中で、その問いを何度も見直しました。

すると、突然、「あ!そういうことだったんだ!」と目から大きなウロコがぽろっと落ち、

1時間ノートを書き続けました。

それまで、何度もチャレンジしてできなかったことが、ノートの上にすべて見えました。

 

もし、あなたに、ずっと抱えている問いがあったら、

もし、あなたに、ずっと悩んでいることがあったら、

もし、あなたが、最近 煮詰まっているなと感じていたら、

 

時には、雲の上にいる時間を作ってみて下さい。

 

雲の上に漂っている無数の不思議なインスピレーションをキャッチし、

一気に視界が開けるかもしれません。