「有り難い」こと

 

今日は、博士論文仮審査。

 

ここで、パスすれば、本審査に進める。

 

今日は、学部院生の子も一緒。

 

それぞれに審査を終えて、先生のフィードバックを頂く。

 

学部院生の子とは、お互いの研究分野も近いことから、

一緒に先生のフィードバックを聴いていると

いつの間にか、お弟子先生も交えて4時間。

 

長期出張から帰ってこられたばかりなのに。

 

「ありがたい」とは「有り難い」こと。

 

ありがとうございます。

 

本審査まで、走り切ります。

 

 

 

 

「逆に言うと?」の真理

 

先日、「逆に言うと?」について、ブログを書きました。

 

 

論文を書いていて、ふと気づいたこと。

 

分析結果が出ます。

 

その結果について、ひとつひとつ考察します。

 

そして、考察から導かれた結論を出します。

 

それで、論文的には帰結します。

 

はい!論文1本、出来上がり。

 

 

ところが。

 

ここで終わりじゃないんです。

 

というか、ここで終わっちゃいけないんです。

 

ここで終わると、大事なものを見落としている可能性があるのです。

 

ここで、

論文の可能性をどこまでも広げてくれる

「魔法の言葉」があるんです。

 

論文の深みをどこまでも掘り下げてくれる

「魔法の言葉」があるんです。

 

 

なんだと思いますか?

 

 

論文の可能性、深みをどこまでも広げてくれる、

掘り下げてくれる「魔法の言葉」。

 

 

それが、

 

「逆に言うと?」

 

なんです。

 

 

分析結果が出ました。

 

その結果をもとに、考察しました。

 

はい!

 

ここで「逆に言うと?」の登場です。

 

 

その考察を、

 

さらに「逆に」見たとき何が見える?

 

 

これが重要なのです。

 

 

むしろ、ここに真理が隠されていることが多い。

 

 

分析結果から、考察をするとき、

時として、見かけの現象にとらわれていることがあります。

 

 

他の研究でも言われているし、

確かに、あり得る考察だよね、っていう場合とか

これって、ありふれた考察だよなぁ、っていう場合も

 

「逆に言うと?」

 

ってひと言、問いかけるだけで

思ってもみなかった大発見につながる可能性があると思うのです。

 

 

私の論文で、

 

「逆に言うと?」

 

を重ねて、大発見につながること

 

検証してみようと思います☆

 

 

 

 

 

お支払い方法は? in China

 

今日は、中国人インターンの子と一緒に

コンビニへ買い物に行きました。

 

レジで精算して、お釣りをもらう時、

彼女は、自分のお財布を広げて、レジの人に差し出すのです。

「ここにお釣りを入れて下さい」って感じで。

 

その姿があまりに可愛くて、

「いつもそうしてるの?」

と聞くと、「日本に来てから、ずっとしてる」と。

 

「中国ではしないの?」と聞くと、

「中国では、お金使わないから」って。

 

お金使わないってどういうこと???

 

「お金使うのは、たぶんバスだけ。

あとは、全部、携帯で支払います」と。

 

え!?携帯で支払うの???

 

小さな町の八百屋さんとか、市場のお店とかは?

 

「お野菜積んでいる棚の真ん中に機械が

置いてあって、そこに携帯をかざすと

お店の人の携帯が、チャリンチャリンと鳴って

お金が入ったことがすぐにわかるようになってる」

のだそう。

 

「街角で、施しを受ける人も、渡す人も

携帯をかざし合って、受け渡しするんです」と。

 

なんと!

 

「それに、結婚式の時のお祝いとかも携帯でします。

ちゃんとバーチャルの封筒に入れることができて、

携帯で、お祝いの受け渡しするんです」

 

なんですと~!?

 

「だから、出かけるときは携帯だけ持って出かけます。

お金は全然使わないです」と。

 

全然知らなかった!

 

中国って、そんなに携帯と電子マネーが支配している

文化だったなんて。

 

そんな風になったのは、2年前くらいかららしい。

 

あまりに衝撃的で。。。

 

お金の価値は、これからどんな風に変わっていくのでしょうか。

 

何かものすごく大きな価値の変化が起こっている、そんな気がしました。

 

 

 

 

初めての涙

 

涙って、すごい力がありますよね。

 

あなたの涙は、どういう時に出ますか?

 

かなしいとき?

 

うれしいとき?

 

それとも、

「うーん、最近涙してないなぁ」

なんて。

 

私は、何かで優勝したりとか、そんな経験ないのですけど、

うれしい時に涙するのかなってずっと思ってました。

 

優勝したら、うれしくてうれしくて、

そしたら涙なんて出てくるかなって。

 

涙が笑顔に変わるってことはあるけど、

初めからうれしいのに涙することって

あるのかなって。

 

でも、昨日。

 

うれしくて微笑んでいた私が

気がついたら、涙がほほを伝ってました。

 

 

一瞬、びっくりしました。

 

 

あれ?

 

私、うれしいのに涙が出てる?

 

 

なんだろう、この感覚。

 

じわぁ~っとしあわせが広がっていくような

こころがぽわ~っとあたたかくなっていくような

そんな経験したことのない涙。

 

 

なんてしあわせな涙なんだろうって。

 

 

その時初めて、私は、今まで

うれしくて涙したことがなかったことに気づきました。

 

 

うれしくて涙するって

こんなにもしあわせなことなんですね。

 

 

あなたは、うれしくて

涙したことありますか?

 

 

あなたのうれしくてうれしくて涙したお話

今度、聴かせて下さいね☆

 

 

 

逆に言うと?

 

今日は、先生が、イギリス出張の折、

先生のお弟子先生にご指導頂きました。

 

今回は、前回と比べて

2つの分析方法を追加しました。

 

何のために?

 

よりフォーカスした結果を出すため。

 

こうしてフォーカスしてやってみると、

前回が、いかに総花的であったかがよくわかります。

 

逆に言うと、前回の論文から、

何本も論文が書けるということ。

 

なぜなら、ひとつひとつの結果は、

かなり興味深いものだから。

 

「書けそうですね」

 

お弟子先生の言葉と共に

楽しみになってきました☆

 

 

 

梅雨のしとしと雨

 

そういえば。

 

梅雨に入りましたね。

 

今日は、こちらは、しとしと雨でした。

 

梅雨の雨は、風情があって好きです。

 

しとしとと、静かに地面をぬらします。

 

しとしと。

 

「しとしと」という音はしないけれど、

 

そこには「しとしと」という間があります。

 

草木をみずみずしく成長させる「しとしと」。

 

窓辺で、しとしとと降る雨を時折見ながら、

 

しとしとの間を感じながら、本を読む。

 

しあわせなひとときです。