上手なものより

今日は、少し外出した以外は、家で作業をしていました。

そんな中、お茶の稽古を終えて帰ってきた母から、

茶人のお正月と言われる炉開きに、先生が言われたという言葉

「上手なものより、好きなものにはかなわない

 好きなものより、楽しむものにはかなわない」

を聞きました。

これは、論語の「子曰、知之者不如好之者、好之者不如楽之者

(子曰く、これを知る者はこれを好む者に如かず。

これを好む者はこれを楽しむ者に如かず。)」に当たります。

 

何かを学んでいるとき、つい上手になりたいと思うあまり、

苦しくなる時があります。

そんな時、この「楽しむ者が最強!」という言葉を思い出してみてはいかがでしょうか。

いつの間にかスランプなどという言葉はどこかへ消えて、むしろ、

下手であることを楽しんでいるかもしれません。

 

今日は、私も上に伸びていくというよりは、下に根を伸ばしていた日。

 

新しい一週間、「楽しむ者が最強!」で行きたいと思います。