望んだ結果を手にする2つの力

正直にお話します。

あなたが望む結果を手にしたいと思っているなら、「楽しむ」と「決めて」、思いっきり

やってみることが大事です。

 

出張で、金曜日の書き初め大会に参加できなかったスタッフが、月曜日に書き初めをしました。

その時に、一番楽しんでいたイタリア人のスタッフと、納得のいくものができなくて、

金曜日に色紙に書くことができなかったドイツ人のインターンも再挑戦。

 

イタリア人のスタッフは、最初から一番楽しんでいて、筆を持つ前に、着ていたジャケットを脱ぎ、腕まくりをして姿勢を正し、筆を垂直に持って硯に向かうさまは、数年書道を嗜んだ人のように見えます。

そんな彼女も、最初に筆を入れる時は恐る恐るで、心もとない線が漢字を形作っていきます。

それでも数枚練習しているうちに、ゆっくりですが漢字に個性が出て、動きが出てきました。

金曜日は、伸び伸びとした「永遠」の「永」を色紙に収めました。

 

そして迎えた再挑戦の月曜日。

彼女は何かをつかんだように「今度は思い切って書くわ」と腕まくりをしながら言いました。

「喜び」という字を書きたいと言うので、漢字を見せると画数の多さに一瞬ひるんでいましたが、

意を決したように、筆を紙の上に置きました。

すると、「今度は思い切って書くわ」の宣言通り、力強く筆を入れ、そのまま迷いのない線で

形作られた「喜」があっという間に出来上がりました。

それから数枚、ささっと練習して、色紙に書いた「喜」の字は、本人も周りのスタッフもびっくりの

見事な字に大満足。

 

いったい彼女は何をしたのでしょう?

彼女は、「思い切って書く」と決め、迷わなかった。

そしてぶれない線で形作った見事な字をあっという間に完成させました。

そこに常に楽しむ心をもって。

 

もし、あなたが、初めてのことで私にできるだろうかと不安に感じているなら、

もし、あなたが、自分には上手くできるだろうかと不安で前に踏み出せないでいるなら、

もし、あなたが、決められない、と思っているなら、

 

まずは「楽しむ」と「決めて」、思い切りやってみる。

 

なぜか?

 

「楽しむ」の力と「決める」の2つの力で、あっという間に望んでいた結果が得られるから。

 

2017年、あなたが望む結果を手にするために、「楽しむ」と「決めて」、思いっきりやってみる。

 

それがどういう結果をもたらすかは、この二つの字を見れば明らかですよね☆ 

 

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書き初めの楽しさとは

大事なお話をします。

あなたが、満足のいく自分になりたいと思うなら、感じたままに行動してみることが大切です。

 

毎年、我が家では、元旦に一年の計を書き初めします。

自分が作りたい1年を表す漢字1字を色紙に書くのです。

今年は、その書き初め会に私だけ参加できなかったため、実家から書道道具と色紙を持ち帰り、

いつ書こうかと思いながらも、書きそびれていました。

ところが先日、1月からインターンシップで来ている学生のニューズレターでの紹介文で、

以前 日本人書道家のアシスタントをしていたことがあると知り、「一緒に書き初め

やってみない?」と声をかけたところ、目を輝かせて「やりたい」との返事が返ってきたので、

他のスタッフにも声をかけ、結局 全員で金曜日の午後に書き初め大会をすることになりました。

 

私を含め、日本人スタッフは誰もが小学校の時に書道を習っていたくらい。

なので、3ポイント=背筋を伸ばして、筆を垂直に持つ、筆に少し力を入れるポイントだけを

説明して、あとは自由に書きたい漢字を書いてもらいました。

最初は、外国人スタッフが書いていたのですが、それを見ていた日本人スタッフが

「私もやりたい!」と次々に筆をもって書き始めました。

思い思いの字をそれぞれに書き、今日の日付と自分の名前を書き込んだ色紙を見て

みんな満足げです。

来年もやろう、ということになりました。

 

書き初めが、外国人スタッフだけではなく、日本人スタッフにもこんなに楽しめたのは

なぜでしょう?

小学校のときに習った書道は、楷書で四角い枠の中にきちんと納まったお手本通りに

書かないといけない字でした。少なくともそう思っていた書道だったでしょう。

その後 書道に触れる機会はなく、筆の画一的な線しか知らずにきました。

でも、今回の書き初めは、3つのポイントだけ気に留めて、あとは自分の好きな

字を自由に書くだけ。

そう、好きな字を感じるままに書く。

すると、筆が様々な面白い線を描いてくれることに驚きます。

その一つ一つ趣の異なる線を、またその大きさを活かしながら、自分だけのオリジナルの字を

作っていく。それが楽しいのです。

 

もし、あなたが、自分はきちんとしていないといけないと思っているなら、

もし、あなたが、私はこう振る舞わないといけないと思っているなら、

もし、あなたが、あの人はこうすべきだと思っているなら、

 

一度、 感じるままに筆を走らせてみる。

 

なぜか?

 

感じるままに行動することが、いかに楽しく、そして自分が満足する結果をもたらしてくれるかを

体感することができるから。

そして、何より、楽しみながらあなただけのオリジナルの作品が自然と出来上がっているのです。

 

時には、感じたままに行動してみる。

 

すると、こうあるべきと目指していた自分の理想像より、いつの間にか

はるかに面白く、満足のいく自分に出会えるかもしれません。

 

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プレゼントをするときに使うのは

結論から言います。

あなたの「優しさ」を表すためにまず最初にすること、それはイメージすることです。

 

先日、友人から小包が届きました。

私の誕生日を覚えていてくれて、プレゼントを送ってきてくれたのです。

仕事でいろんな国を飛び回っている彼女が送ってくれたのは、出張の先々で見つけた小物やしおり、

お菓子などでした。

私をイメージしてモロッコの市場で選んでくれたというバブーシュ(皮スリッパ)をはじめ、

どの雑貨たちも私の好きなデザインや色使い、テイストのものばかりでした。

まるで宝物箱のよう。

 

そして今度は私がイメージする番。

出張の先々で、忙しい合間を縫って私のことをイメージして買い物をしてくれている友人のことを

思うと、あったかい気持ちになりました。

 

もし、あなたが、優しさを表すってどうしたらいいの?と思っているなら

もし、あなたが、相手が喜んでくれるかどうか自信がないなら、

もし、あなたが、プレゼント選びって苦手、と思っているなら

 

あなたのイメージを使って、相手が喜んでいる顔をイメージしてみて下さい。

 

なぜか?

 

相手の視点に立って考えられるようになるからです。

 

先日からお伝えしてきた優しさをもった行動は、

相手の視点に立って考え、相手の幸せのために頑張れるもの でした。

 

相手の喜ぶ顔をイメージする。

 

するともうあなたは、相手の人を笑顔にしたのも同じです。

 

 

「優しさ」のポテンシャル

真実をお話します。

成功するには、「優しさ」が大事です。

 

先日参加した高橋政史さんの「THEコミットメント」。

その中で、2人一組になってお互いのフューチャーマッピングを描くというワークがありました。

一緒にワークしたのは、塾の先生。

今年1年、幸せにしたい相手を選んでストーリーを作っていきました。

先生が選んだのは塾の生徒で中学生の男の子。

ストーリーを作りながら、先生がひとり言を、でも力を込めて

「あいつポテンシャルあると思うんだよなー」と。

なぜ、数多くの塾の生徒の中でその男の子をポテンシャルが高いと思い、選んだのか

その理由が気になって聞いてみました。

 

「なぜポテンシャルが高いと思ったのか?」

その答えは、即答でした。

「めちゃめちゃ優しいんですよ」と。

 

いろいろお話を聞いていると、シャイでお礼や優しい言葉を、へらずぐちをたたいて照れ隠し

しながら、それでもちゃんと伝えようとする男の子の姿が見えてきました。

男の子の「優しさ」が先生の心を動かしたのです。

 

昨日のブログでお伝えした「優しさ」とは、

 お礼を言われなくてもいい

見返りがなくてもいい

嫌われてもいい

相手の幸せを心から願って行動することが本当の優しさ でした。

 

そして 

もし、あなたが、今 仕事がうまくいっていないと焦っているなら、

もし、あなたが、今 成績がなかなか伸びないと悩んでいるなら、

もし、あなたが、今 人間関係がうまくいかないと悩んでいるなら、

 

あなたの「優しさ」を相手に行動で表してみて下さい。

 

なぜか?

 

「優しさ」を持った行動は、成功を導く高い可能性を秘めているからです。

 

では、なぜ「優しさ」は成功を導く高い可能性を秘めているのでしょうか?

 

「優しさ」を持った行動は、相手の視点に立って考え、相手の幸せのために頑張れるもの

だからです。

 

人は誰かのために頑張れるけど、自分のためには頑張れない、と高橋さんは言われます。

 

研究とは関係のないところでも人の役に立つことで、それが研究の成功につながる

と言われた研究者の方を思い出しました。 

 

「優しさ」は人の心を動かし、成功を導く高い可能性を秘めている。

 

仕事や成績とは関係のないところでも、あなたの「優しさ」をもって人の役に立つことで、

あなたは成功を手にすることができるのです。 

 

 

 

 

雨の中の優しさ

質問です。あなたは「優しさ」って何だと思いますか?

 

7日前、高橋政史さんの「THEコミットメント」の講座に参加しました。

いつものことながら、短時間で自分の潜在意識にアクセスできてしまう講座で、そして

いつにもまして、いろんなことがつながっていると感じた講座に、高揚した気持ちで

会場を後にしました。

外に出ると雨。傘を持っていなかったので、駅までの5分、濡れていくしかないか、と意を決して

外に飛び出しました。

小走りで行くことしばらく。少し疲れたので歩き始めると、後ろから、キャップをかぶった

スポーティーなお姉さんが小走りで近づいてきて、「お姉さん 傘いる?濡れちゃうよ」と言って、

さしていた傘を差し出してくれたのです。

「え!?でも、お姉さんは?」と私が言い終わらないうちに、「私はすぐ近くだから。あげる。」

と言って、傘を手渡してくれて、雨の中、次の角を曲がって走って行ってしまいました。

こんなにカッコイイ優しさを受けたのは初めて!感動でした。

高橋さんの「THEコミットメント」のセミナーの後に遭遇した、これまで出会ったことのない

素敵な雨の中の優しさ。私にとって、忘れられない一日となりました。

 

もし、あなたにお客さんが満足してくれている実感がないなら

もし、あなたが家族を幸せにできている自信が持てていないなら

もし、あなたが友人の相談にちゃんと向き合ってるだろうかと思っているなら、

幸せになってもらいたい人にあなたの「優しさ」を表してみて下さい。

 

なぜか?

 

「優しさ」は人の心を動かすから。

 

では、「優しさ」って何でしょう?

 

不思議なことに、Wikipediaには載ってないんですね。

それだけ定義するのが難しい言葉なのかもしれません。

いろいろ調べてみて、次のような言葉がすっと入ってきました。

 

お礼を言われなくてもいい

見返りがなくてもいい

嫌われてもいい

相手の幸せを心から願って行動することが本当の優しさ なんだと。

 

そして、自分の幸せを願って行動してくれているかどうかは、相手はわかるんですね。

 

あなたが誰かの特別なヒーローやヒロインになれるシーンは、日常のよくある風景の中に

いくらでもあります。

 

あなたの周りをよく見てみて下さい。

そして、今度そんなシーンを見つけたら、思い切って声をかけて、あなたの「優しさ」を

表してみて下さい。

 

あなたは、いつでも誰かの特別な存在になれます。

 

 

 

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お腹に聞く

しばらく考えに耽っている様子の所長。

先日、その話題になると、所長は、「よくわからないが、Gut feelingでは こうしたほうがいい

と思うんだ」と言って、自分のお腹をぽんぽんとたたいて、「ここじゃなくてね」と

自分の頭を指差しました。

「どう思う?」と聞かれましたが、所長の頭ではなく、お腹で感じた「直感」なら

間違いはないだろうと思い賛同しました。

新鮮だったのは、所長が頭で考えたこととお腹で感じた「直感」とをはっきり区別して

認識していること。

私の場合、迷っているときは特に頭で考えているのかお腹からくる考えなのか

はっきりせず、なんとなく、という感覚。

でも、区別できているなら、あとはお腹の声に従えばいいだけ。

 

もし、あなたが、何かに迷っているとしたら、

もし、あなたが、何かに悩んでいるとしたら、

もし、あなたが、決められないと思っているとしたら、

一度、自分の「お腹に聞いて」みる。

 

なぜか?

 

お腹が正しい答えを知っているから。

 

自分の頭の中に知識がなくても、経験のデータがなくても、あなたのお腹はちゃんと知っています。

だから頭で考えるのではなく、自分の「お腹に聞いてみる」。

きっと、あなたのお腹が、あなたに一番ぴったりの答えを教えてくれるでしょう。

 

江戸の知恵で2017年の準備を

今日は、これからの季節にぴったりのやさしい味わいで、しかも元気の出る飲みもの

「甘酒」をご紹介したいと思います。

 

甘酒には2種類あって、酒粕を使ったものと、米麹を使ったものがあります。

馴染みがあるのは、お正月の神社や、お茶屋さんでふるまわれる酒粕を使った甘酒の方

でしょうか。

私の実家でも、冬になるといつも祖母が甘くて生姜たっぷりの酒粕の甘酒を作ってくれ

ていました。隠し味にお酒を入れて(笑)。

 

今日、ご紹介するのは、米麹を使った甘酒です。

酒粕を使った甘酒は、お正月や桃の節句で振る舞われるため、冬のイメージがありますが、

米麹を使った甘酒は、夏バテを防ぐ飲み物として、俳句では夏の季語になっています。

 

もし、あなたが、最近忙しくて疲れるなと感じているなら、

もし、あなたが、最近忘年会続きで飲み過ぎてるなと感じているなら、

もし、あなたが、最近お肌が乾燥するわと感じているなら、

 

米麹の甘酒を一日1杯飲んでみて下さい。

 

なぜか?

 

米麹の甘酒には、たくさんの効能と江戸時代の知恵がいっぱい詰まっているからです。

 

甘酒は飲む点滴と言われるほど、100種類以上の酵素が含まれており、江戸時代には

夏の栄養ドリンクとして親しまれ、力仕事をする大工さんなどは、朝飲んでから仕事に

出かけたそうです。

また、悪酔いを防止するために、酒席の前に甘酒を飲むのは「武士の作法」だったとのこと。

それに、日本人が発見した麹に含まれているコウジ酸は、抗酸化作用に優れ、肌の水分を保ち、

花粉症や皮膚炎にも効果があると言われています。

その他にも、集中力向上、アンチエイジング、髪フサフサ、など様々な効果があるようです。

 

お酒を飲む機会も増える忙しい師走のこの時期、江戸時代の知恵がたくさん詰まった甘酒で、

お酒も疲れも翌日に残さず、元気に2017年への準備を 進めていきませんか。