「試されている」という 視点

もし、あなたが、無理難題を言うお客さんの要求に困っていたり、ごり押しを言う上司の指示や

ダメ出しばかりで悩んでいるなら、今日お伝えする一つの視点があなたの未来を変える

かもしれません。

 

お客さんに満足してもらいたくて、いろんなアイデアを持って行っても、ますます

いろんな注文が返ってくる、何度書類を提出しても、ダメ出しと共に突き返される、

そういう状況になったら、つい相手はあなたを困らせようとしている、

と思ってしまっていませんか?

でも、上司もお客さんもあなたを困らせようとしているのではないのです。

より良いサービスを得るため、より良い成果を得るために、あなたを試しているのです。

そんなの当然でしょ、って呟いているあなたの声が聞こえてきそうですね。

 

お客さんや上司の目的はわかっているのに、つい自分の感情で解釈してしまう。

相手が同じ反応をしていても、あなたの解釈で、相手が私を「困らせようとしている」

と思うのと、私を「試そうとしている」 と思うのでは、結果は全く異なってきます。

相手が私を困らせようとしていると思えば、何をしても無駄だと感じるでしょう。

でも、相手が私を試していると思えば、俄然やる気が出てきませんか?

 

もし、あなたが、今 お客さんに要求されている難題で頭を抱えているなら、

もし、あなたが、今 上司にダメ出しばかりされているとしたら、

もし、あなたが、今 立ち止まっているとしたら、

 

あなたの感情で解釈するのを止めて、「試されているんだ」という視点を取り入れてみては

いかがでしょうか。

 

「試されている」視点を持つことによって、あなたが手にする未来は大きく変わってきます。

 

 

 

 

 

 

 

三日坊主の脱し方 その2 ― 1日目のあなたを記録する

昨日は、「三日坊主の脱し方」と題して、「仲間を見つけること」を一つの攻略法として

お伝えしました。

今日は、もう一つの「三日坊主の脱し方」です。

 

もし、あなたが、何か新しいことを始めても、「やっぱり三日坊主で、続かない」とか、

「モチベーションをキープするのが難しい」とか、「つい、いつもの日常に

流されてしまう」と感じているなら、是非、始めた時の「1日目のあなたを記録」して

おきましょう。

なぜって?

 

あなたが新しいことを始めたとき、それまで、それはあなたの生活にはなかったはずです。

つまり、あなたは、あまり、もしくは全く、そのことができていなかったはずです。

それをあなたは、新しく自分の生活に取り入れ、2日目、3日目と続けている。

1日目と2日目のあなたを比べると、全然違う。あなたは、各段進化しています。

1日目と3日目のあなたを比べると、あなたはもっと進化しています。

これはまぎれもない事実です。

それなのに、大きな目標を掲げて始めた新しいこと。

人は欲張りだから、3日目で既に大きな目標に対する成果を見ようとします。

当然、まだ大きな目標には全然手が届きません。

大きな目標と比べて成果の出ていないことが、あなたのやる気を削いでいくのです。

でも、成果が見えないのは当然です。なんといっても3日目ですから。

それでも、あなたのやる気は削がれてしまうのです。

 

そこで、続けようとするあなたを後押しするのが、1日目のあなたの記録。

比べるのは、あなたの大きな目標とではなく、1日目のあなたと比べるのです。

1日目より2日目の方が、早くできた、2日目より3日目の方がもっと早くできた、と自分の

小さな進化を認めることが、あなたに小さな達成感を与え続けます。

それがひいては、続けようとするあなたを後押しし続けてくれるのです。

 

あなた自身が、自分の日々の小さな進化を認めること。

そのためには、「1日目のあなたを記録する」こと。

 

さて、今日のあなたは、昨日のあなたよりどれだけ進化しているか、言えますか?

 

 

 

 

三日坊主の脱し方

あなたは、近頃、意欲に燃えて新しいことを始めました。

よし!新しい自分になるんだ!と意気込んで始めました。

でもしばらくして、もし、あなたが、「やっぱり三日坊主で、続かない」とか、

「モチベーションをキープするのが難しい」とか、「つい、いつもの日常に

流されてしまう」と感じているなら、今日は一つの攻略法をお伝えしたいと思います。

 

そんなこと言うけど、「これまで何度もチャレンジしてきたけど、だめだったんだ」

「結局、意思の強さが大事ってことだよね」「自分が頑張るしかないんだよね」

という声が聞こえてきそうですね。

 

もちろん、新しいことを始めた時点であなたは頑張っています。

でも、100%自分で頑張らないと、って思っていませんか?

 

あなたが三日坊主を脱して、モチベーションを持ち続け、あなたの目標を達成する方法、

それは、「仲間を見つけること」。

 

やる気いっぱいで新しいことを始めたあなた。

でも、しばらくするといつもの毎日に戻ってしまう。ああ・・・自己嫌悪。

そんな時に、一緒に新しいことをする仲間がいると、あなたとは違う方法で続けている仲間から

教えてもらったり、お互いにチェックし合ったりして、仲間に助けられ、仲間から学ぶことが

たくさん出てきます。

そして、仲間がやっているのに自分だけやらないわけにはいかなくなる状況が生まれます。

あなたが100%一人で頑張らなくても、仲間が新しい視点をあなたに持ってきてくれ、

仲間があなたが続けようとするのを支えてくれるのです。

 

もし、あなたが新しいことを始めるなら、仲間を見つける。

すると、いつの間にか3日を過ぎ、1か月を過ぎ、3か月を過ぎて、続けているあなたが

いることに気づくでしょう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

あなたの能力を引き出す「中途半端」のススメ

もし、あなたが「完璧主義で、つい時間がかかってしまう」とか、

「自分で納得いくものができるまで、人には見せられない」とか、

「中途半端なものを出して、できない人と思われたくない」と

一度でも思ったことがあるなら、その完璧主義をなんとかして、

さっさと仕事を片づけてしまう方法、知りたいと思いませんか?

 

完璧主義をなんとかして、さっさと仕事を片付けるには、納得いかない出来ばえでも、

早めに提出する勇気を持つこと。その勇気を持つためにおススメしたいのが、

「ブログを毎日書く」こと。

え!?どうして?って思いましたか?

 

毎日ブログを書こうとしても、書けなくて頭を抱える日もあります。納得のいかない文章しか

書けないこともあります。でもとにかく毎日投稿するのです。

つまりそれは、あなたにとっては、中途半端なものを出していることになります。

でも、しばらくそれを続けていると、中途半端なものでも出せるようになってきます。

慣れてくるのですね。そうなるとしめたもの。

あとは、中途半端で出すことの威力と効用をどんどん体験できます。

 

中途半端なものを早めに出すことの効用は、それを目にした人の数がより多くなり、

フィードバックをより多くもらえる可能性があること。その時、より多くの異なった視点が入った

フィードバックとなるため、より良い修正ができること。

また、早くに提出しているので、修正のチャンスが多く残されていること、などがあります。

 

でも、何よりも、中途半端なまま表に出すことの威力は、あなたの能力をどんどん

引き出してくれることなのです。

どういうこと?って思われましたか?

 

完璧主義のあなたは、中途半端なものを出したことがとても気に懸かります。

すると、提出した後で、次々にあそこはこうすればよかった、ここはこう書けばよかった、

と浮かんでくるのです。

いいものを提出しようと思って、机の前でうんうん悩んでいたときには出てこなかったアイデア

中途半端なまま提出してしまったがために、どんどん浮かんできます。

浮かんできたアイデアをもとにどんどん修正していけば、いつの間にか納得のいくものが

出来上がっているのです。

それに、一旦提出しているので、まだ出せていないと、締め切りに追われるような

精神的ストレスからも解放されます。

 

この方法が有効に働くのは、あなたが完璧主義だからこそ。

完璧主義だから、中途半端で提出したものを気に懸けて、ああすればよかった、こうすればよかった

というアイデアが湧いてくるのです。

つまり、中途半端なものを表に出したことによって、あなたの能力が

どんどん引き出されているのです。

 

完璧主義だからこそ、中途半端なものを提出する。

中途半端なものを表に出すことが、あなたの能力をどんどん引き出すのです。

 

とは言っても、いきなり仕事で試してみるのは・・・と二の足を踏むのも分かります。

そこで、「ブログを毎日書く」です。

毎日ブログを書き続け、中途半端なまま表に出すことの素晴らしい威力を体感してみて下さい。

あなたは、あなたの完璧主義を自分のものにし、完璧主義であることを最大限に

活かしていくことができるようになるでしょう。

 

 

カリスマ美容師と呼ばれるワケ~安心感~

東京を訪れる機会が増え、一度カリスマ美容師と呼ばれる人にカットしてもらいたいと思い、

予約を入れました。

私がお願いした方は、線が細く、中性的で、とても柔らかな物腰の人。

初めは、いろいろな質問から始まります。

「ここが扱いにくいっていうところありますか?」の質問に、私が答えると

「ここをこうするとそうなりにくいと思うので、~してもいいですか?」と。

気づいたのは、私のどの答えに対しても、「・・・だと思うので、~してもいいですか?」

の形で返ってくること。

カリスマと呼ばれる人。こうした方がいいですよ、とか、じゃあこうしますね、というのが

普通のように思っていたのが、アドバイスをしながらも、必ず「~してもいいですか?」と

相手の了解を取っているのです。

質問して相手のことを知ったうえで、決して押しつけでないアドバイスをし、

そして行動する前には必ず了解を得てから行う。

 

カリスマと呼ばれている人とは知っていても、初対面では、どんな風にカットしてくれるんだろうと

多少の心配もあるでしょう。

それを一つ一つ話し合いながら、相手の了解を得てから進めていく。

するとお客さんも安心して任せられるようになる。

 

一番最初にできる、いえ、最初にすべき、相手に「安心してもらう」こと。

あなたも、初めてのお客さんに「安心してもらう」ために、

「・・・だと思うので、~してもいいですか?」と、まずは一つ一つ相手の了解を取りながら、

話を進めていってみてはいかがでしょうか。

きっと、お客さんはあなたにお願いしたい、そう思ってくれるかもしれません。

 

 

電車の中のかっこいいおばちゃん

今日、大阪駅で女性専用車両に乗りました。

乗った車両の私の斜め前には珍しく、男の子が携帯電話をさわりながら座っていました。

次の駅が近づくと、その男の子の横の席が空いたので、私はその席に。

すると、向こうの方に座っていたおばちゃんがこちらに来て、男の子に

「ここは女性専用車両やで」と一言。迫力のある声です。

男の子は、あっと気づいた様子で「ありがとうございます」と言って、もうすぐ着く駅で

車両を変えるため、扉の方に向かっていきました。

その時ふと視線を感じ、顔を上げると、そのおばちゃんが、私に向って

にっこり微笑んでいるのです。

なぜ私に微笑んでくれるのかわからなかったけれど、男の子に迫力のある声で話しかけた

おばちゃんとは思えないほどの素敵な笑顔に私も思わず笑顔で応えました。

そして、おばちゃんはそのまま男の子と同じ扉から降りて行きました。

 

なぜだったんだろう?

そう思った次の瞬間、え!?もしかして、私のために!?

そう、私はそのとき両手に荷物を持っていたのです。

もしかして、おばちゃんは荷物を持っている私を思って男の子に言ってくれたの!?

そして、何も言わず爽やかな笑顔だけを残して去っていったおばちゃん。

カッコいい!!

 

電車の中では、ときどきドラマが生まれます。

次はあなたがヒーローになる番かもしれません。

 

 

 

 

そらでする

歌の教室のクリスマスライブが近づくにつれ、練習にも力が入ってきました。

歌うために私がいつもすることは、まずYoutubeでいろんな人の歌い方を聞いて、

自分の好きなスタイルを選びます。

そして決まれば、次はその人がどんな歌い方をしているのかを1小節ずつ見ていき、

楽譜に自分なりの歌い方の記号を付けていきます。

一つの曲を丁寧に紐解いていく感じです。

そして、つけた記号に沿って通して歌ってみる。次に暗譜して歌えるように練習する。

 

あなたは、この練習の流れの中での大事なポイントって何だと思いますか?

1曲を1小節ずつに分解して紐解いていくことも大事そうですね。

でも、もっと大事なポイントがあります。

それは、暗譜すること。

 

プロの歌手がアマチュア違うのは、歌をどう表現して伝えたいかを考えて歌っているから。

そのためには、歌を暗譜していないと、あなたの感情も表現も乗せることができないのです。

まず、そらで歌えること、その後に人を感動させる歌が歌えるかどうかがついてきます。

 

ものごとの上達のまず一歩は、そらでできること。

 

あなたも、何か上達したいと思っているなら、まずそのことをそらでできるようにしてみませんか?