基本の積み重ねがつくる感動
先日の弟くんの勉強会。
実は、Zoomが40分で切れた後、
私、再びZoomに入ることができなかったんですね。
Slackの使い方がよくわからなくて
新しいリンクをそちらでお知らせして
くれていたのに、わからなかった。
で、先日、録画しておいてくれたものを
共有してくれたのです。
見てみて。
スゴイ、と思った。
会を主催してくれているのは、
40代中堅の男性二人。
弟くんから、事前に
介護の世界では、
めちゃめちゃスゴイお二人なんです
って聞いていた。
その二人が、
弟くんのプレゼンを聞いて
涙していた。
「ヘタしたら、『根拠のある介護』って
初めて聴いたかもしれない」
って。
そこからは、もう感動と称賛の嵐。
「感動しましたよ。
よくぞここまで、っていう。
いや、最高!としか言いようがないです」
「ヤバイですね。ヤバイ。
これは素晴らしすぎる」
「1コ1コそんな難しいことしてないと思うんです。
ホントに基本を積み上げていって
めちゃすごいところになっているっていうのは、
やっぱ感動しますよね。
これは本当にヤバイとしか言えない」
「自分が恥ずかしくなりますよね。
やっぱ偉そうに言ってたら」
「いやぁ、僕もそんな感じ。
恥ずかしくなりました」
「入居者さんに
ここまで真摯に関われる人はいない」
「すげぇなぁ。最高ですね。
めちゃ刺激もらいましたわ。
ちゃんとせなあかんなぁ」
私は、その人たちにも感動した。
ひと回り以上年下の弟くんのプレゼンを聴いて
素直に涙を流し、素直に心から最高の称賛を
伝えられるお二人に。
そして、何より
「〇〇くん、死んだサバのような目をして働いているよ」
と言われていた弟くんが、
愚直に基本を積み上げて、
5年間で出してきた結果。
最初は、自分で何もできず、
こわばった無表情の入居者さんが
彼の実践する介護によって
自分で起き上がることができるようになり、
自分で食べることができるようになり、
自分でトイレに行くことができるようになり、
うれしいがいっぱいの入居者さんの
満面のやわらかな笑顔を見たら、
その笑顔が、すべてを物語ってくれている気がしました。
何をやっても人よりできない
コンプレックスにずっと悩んでいた彼。
部活でもうまくいかない
アルバイトでも怒られっぱなし
人よりいつも3倍時間がかかっていたという。
そんな弟くんの
いつも熱く語っていた介護の世界。
その世界にみんなが涙し、
スゴイと言われている人たちが
「ヘタしたら、『根拠のある介護』って
初めて聴いたかもしれない」
って。
私も、
彼が創る入居者さん一人ひとりの物語を
これからもフォローしていきたいと思いました。