今日は、所長は、私たちにある一つの決めたことを告げた。
それは、スタッフの一人の仕事に影響すること。
そのスタッフから、厳しい言葉が所長に飛んだ。
その言葉は、所長のマネジメントの仕方にまで及んだ。
所長はとてもオープンで
いつも直球ど真ん中を投げる。
あまりにも強速球過ぎて、受け止められず
時には痛い思いをすることもある。
不意に受けると、その痛みは一層深い。
今日は、そのケースだったろうと思う。
ただ、今日の決めたことを話すのに至るまで
所長がどんな想いで何をしてきたかを知る私にとって
そのスタッフの言葉は、深く突き刺さった。
リーダーとなればなるほど、
そしてそれが重要な決心であればあるほど、
相談できる人は少ない。
それが所長にとってもとてもつらいことであっても、
その想いを告げることはない。
相手の痛みを少しでも和らげるために、あらゆる努力を
その裏でしていても、それを自ら話すことはない。
そしてその決心が、起こるかもしれないもっと深い痛みを
相手から遠ざけるためにした
深い配慮の結果であっても、
それを知る人は、ほとんどいない。
とても、
痛かった。
今日は、所長の誕生日。
そして、所長は1か月の休暇に入った。
私に、何ができるだろう。