お福分け

先日、警備員さんからスイーツを頂いて元気をもらった私たち。

それぞれの週末を過ごしてオフィスに出てきた私たちは、何やら手に荷物を持っていました。

同室の同僚は、プリンを買ってきたから、と。

もう一人は、週末に高野山に行って有田みかんを買ってきたから、と。

私は、週末 実家からキウイが届いたから、と。

それぞれが警備員さんに渡そうと思って持ってきていました。

出かけた先で、旅行先で、警備員さんを思い出して買ったんだろうなと思うと、

そんな二人が素敵だと思いました。

そしてそれぞれが、警備員さんと私たちの分も用意していたので、

それぞれにお福分けに預かることに。

 

期せずして、同じ日に同じことを思って持ち寄ったお土産とそのお福分け。

相手を思う気持ちというのは、こうして広がっていって周りの人も幸せにするのですね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

できないからこそ

来月のクリスマスライブに向けて、今日はまた歌のレッスン。

ところが、レッスン前に練習した時には問題はなかったのに、教室で発声練習を始めると

喉に何かが詰まったような感じで、ガラガラ声しか出てきません。

これまでも何度か同じようなことがあったのですが、いつもそれは不意に起こり、

原因に心当たりはありません。しかも一度なってしまうと、だいたいその日の声はそのままです。

声がちゃんと出ないなら、と、両足の親指の付け根に力を入れて踏ん張ったり、

意識をお腹の下へ引っ張ってみたり、声を奥歯に当てるように歌ってみたり、

普段 先生から言われることを総動員して、綺麗な声を出そうと試行錯誤の連続です。

それでも、声はガラガラのまま。喉の調子なんて、個人的なことだし、

先生も聞かれても困るよね。。。と思ったのですが、思い切って聞いてみました。

 

すると、先生が「喉に何かが詰まったようになってガラガラ声になるときは、口が開いていない証拠

って言われるの。一度 口を思いっきり大きく開いて声を出すと取れるよ」と。

え!? 解決策あるの? しかも原因はそんなシンプルなことで、解決策はそんなに簡単なこと!?

そう思いながら、思いっきり口を大きく開いて歌ってみました。

すると、さっきまで喉に詰まっていたような感覚が取れ、ガラガラ声が消えて、

一本筋の通った澄んだ声が出るようになったのです。

喉に何かが詰まった感じがして声が出ないから、無意識のうちに喉をかばって、

口を開けるのが小さくなっていたのでしょう。

 

できないから他でカバーしようとするのではなく、できないからこそ その部分を

思いっきり使ってみる。

解決策は、いつも意外とそんなに簡単なことなのかもしれません。

 

できないからこそ、思いっきりやってみる。

 

あなたも、できないと思っていること、思いっきりやってみませんか?

意外と簡単にできてしまうかもしれません。

 

 

今年の実りに

「お礼肥」ってご存知ですか?

 

今年は、ベランダのレモンの木に大きな実が5つもなりました。

しばらく鑑賞して楽しんでいたのですが、あまり長く実をつけたままにしておくと、

木に負担がかかって、翌年はあまり実がならないという話を聞いたので、収穫することに。

例年に比べると大収穫です。

収穫後の青々と葉の茂ったレモンの木。

ところが、実は、木は実をつけることでとても体力(木力?)を消耗しています。

今年、たくさん実をつけてくれたお礼に、そして来年もまた見事な実をつけてくれるよう願って

肥料を撒く、「お礼肥」。

木の力を回復させるために肥料を撒くのは当たり前のこと。

それでも、収穫後の木に肥料を撒く行為にとりわけ「お礼肥」と名前がついているのは、

今年の実りをもたらしてくれた木への感謝の気持ちの表れでしょう。

 

2016年、あなたにはどんな実りがありましたか?

その実りをあなたが収穫できたのはなぜでしょう?

私も、私の実りに関わってくれた人々を想いながら、2017年に想いを馳せてみようと思います。

 

 

 

 

 

 

お昼休みの過ごし方

私のオフィスでは、お昼休みに希望者が集まって、ヨガをしています。

そもそものきっかけは、昨年私が体調を崩したときに、当時のネパール出身の所長が、

「毎朝、1時間のヨガと1時間の瞑想をしていると、この30年間病院にかかったことがない。

希望があったら、昼休みにヨガを教えるよ」と声をかけてくれたことから始まります。

平日、なかなかヨガのレッスンに行くことができていなかった私は、あと2人の希望者と一緒に、

所長のヨガ講座を受けることにしました。

 

アロマを焚きながらの講座は、最初に座学から始まり、ヨガと瞑想。

座学は、食物に含まれる化学物質の話から、ダライ・ラマの後継者選びの方法まで多岐にわたり、

興味深いものでした。

 

私たちは、お昼休みに身体を動かすと心身がリフレッシュされて、午後から新たなスタートが切れる

ことを感じ、所長が退職しても(今年6月に退職)、Youtubeを先生に続けることに。

もちろん、忙しくて時間が取れず、参加できない時もありますが、お昼休みに身体を動かすこと

による午後の効率の違いを体感してからは、少しの時間でもそれぞれに確保するようにしているようです。

新しく着任した所長も、お昼休みには公園をジョギングしていて、机にしがみついているのを見ると、身体を動かしたり、外へ出るように促しています。

 

忙しくなってくると、つい長時間 同じ場所に同じ位置で座ったままになって、

新しい視点が入りにくくなります。

そんな時には、お昼休みの時間を利用して、目を少し机から離して身体を動かしてみては

いかがでしょうか。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

心地よい目覚めのアイテム

「冷えとり靴下」ってご存知ですか?

 

ネットやイオンなどのお店などでも販売されており、いろいろなタイプがありますが、

基本は4枚重ね履き。

肌に近いほうから、絹、綿、絹、ウールの4枚の靴下を重ねて履きます。

もちろん、4枚が基本ですので、それ以上に重ね履きしても構いません。

私が友人から教えてもらったサイトの店長は、毎日20枚重ね履きしているとか。

20枚。。。靴が履けるのでしょうか?

ご安心ください。サボなどの靴を合わせるといいそうです。

ちゃんと、冷えとり靴下に合う靴の紹介もしてくれています。

 

でも、20枚とまでいかなくても、4枚で十分違いが感じられます。

一日中履くのが理想のようですが、女性は日中、パンプスなどを履くこともありますので、

そんな時は、就寝時に履くといいようです。

朝起きた時に、身体が全体的にぽかぽかしていて、気持ちよく目覚めることができます。

 

急に風に冷たさが増してきた今日この頃。

身体を芯から温めて、朝、ベッドからぱっと飛び出せる気持ちのよい目覚めを手に入れたいですね。

 

日記の中の一年前の私

今日は、一年前の日記を読み返してみました。

すると、意外な事実が判明。

2015年11月1日に、私は、高橋政史さんの著書「頭がいい人はなぜ、方眼ノートを使うのか?」を

学校の行き帰りで読んだことを記録していました。

その時に書いていた感想の一つが「この本スゴイ!毎日実践したら、

絶対スゴイ成果につながると思う」。

そのちょうど一年後の2016年11月1日に、私がブログを始めるとは想像もしませんでした。

私にとって、ブログを始めた2016年11月1日が さらに特別な記念日になりました。

 

でも、日記をつけていなかったら「頭がいい人はなぜ、方眼ノートを使うのか?」を読んだのが

いつだったのか覚えていなかったでしょう。

その時の感動も心に残ったことも、ここまではっきりと思い出すことはできなかったと思います。

 

日記をつけることで、その日が特別になっていく。

もしかすると、あなたは忘れているけど、今日は、あなたにとって大事な記念日かもしれません。

あなたの特別な日を増やしていく日記を、一緒につけてみませんか?

そして、一年後に あなたのたくさんの記念日を一緒にお祝いしましょう。

 

 

毎日モノを捨てる

「毎朝モノを3つ捨てる」プロジェクトを立ち上げておよそ3か月。

最初の1週間は順調よく捨てていました。

ところが1週間を過ぎた頃から、「捨てるものがない!」と思い始めたのです。

3個x7日=21個。21個以外はすべて絶対必要なもの、であるはずがありません。

にもかかわらず、「捨てるものがない!」と感じたのです。

我ながら、捨てられないという意思の強さに驚きました。

そうして1週間以降、毎朝捨てるもの3つを探すのに、だんだん時間がかかるようになってきました。

捨てる対象は、家に長く居たもの。

いざとなれば、その辺にあるしばらく使っていないものを捨てればいいと思っていたのですが、

それがなかなかできず、思っていた以上に朝の時間を取るので、前日の夜に

捨てるもの3つを探して用意しておくようになりました。

毎日あらゆる戸棚や引き出しを開けては、何か捨てるものはないか探す日々が続きました。

昨日もその前の日も、捨てるものがないと判断した扉をまた開けて、やっぱりなかったと、

まるで確認作業をしているようなときもありました。

それでも捨てることを止めなかったのは、量にすると少しですが、そうこうしながら

毎回捨てた後には、いつも小さな達成感があったからです。

 

それがしばらくすると、捨てることが楽しくなってきました。

毎日捨てることによって、「捨てる」ことにだんだん抵抗がなくなってきた感じです。

一度捨てられないと思ったモノでも、何度も見ているうちに捨てられるようになってきました。必ず3つ捨てると決めているので、自ずと捨てる優先順位をつけるようになってきたのだと思います。

また、捨てられるものを探すときにその場所を整理するので、自然と片付くようになりました。

そして、毎日戸棚や引き出しを開けては捨てられるものを整理しながら探すので、

どこに何があるのかが把握でき、ちゃんと管理できているという感覚が生まれてきました。

プロジェクトを立ち上げた時には、想像できなかった効用です。

 

年末の大掃除の時期まであと1か月半ほど。

今から毎日3つずつ捨てることで、大掃除をせずにスッキリとした2017年を

迎えてみるのはいかがでしょうか。