ピンチにジョークを
12月は、決算月。
様々なところから、締め日までに滑り込ませたい案件がどんどん押し寄せてきます。
ところが世間はクリスマス休暇。
本部で処理してくれる人手が足りなくて、物事が遅々として進みません。
リクエストだけがどんどん私のところに積み上がっていきます。
10,000km離れた上司との週3回のミーティングもここのところ毎日で、ただただ用件のみを
次から次へと伝えて処理していく。
しかもこんなぎりぎりに滑り込ませようというものは、大体が一筋縄ではいかない案件。
次第に心に余裕がなくなっていたのだと思います。
すると先日、上司とのミーティングを終えてしばらくしてから、「在庫」というタイトルの
メールが届きました。
何だろうと思って開けてみると、上司の名前のついたプラスチックのトレイが
渦高く積み上げられた承認待ちの書類の山の重みで、真ん中からメリっと割れて
ずっこけたように傾いた書類の山の写真が一枚。
思わず吹き出したと同時に、ふっと肩の力が抜けました。
ハリウッド映画でも、絶体絶命の危機にさらされている場面で、主人公が時々ジョークを言う
シーンがありますよね。
どんなに絶体絶命のピンチでも、どんなに状況が悪いように見えてハラハラしても、
主人公がその場面でジョークを言うと、絶対やられる気がしないと思いませんか?
もし、あなたが、心に余裕がなくなっているように感じていたら、
もし、あなたが、 ピンチに立たされているなら、
もし、あなたが、どう考えても分が悪い状況にいるなら、
ハリウッド映画の主人公のように、ジョークを決め台詞で言ってみませんか?
あなたは、絶対 負けません。