ひっくり返った「レポート」の定義とは?

 

今年の講義では、例年と違うことがたくさんありました。

 

その中でも、

300人近くのレポートを読んでいて、

気づいたこと。

 

レポートに書いている言葉の量が、

例年の、たぶん5割増し。

 

それくらい、みんなレポート用紙

いっぱいに書いていた。

 

読んでいて、気づかされることが多い。

 

2度も3度も読み返した。

 

そして、ハッと気づいたこと。

 

私は、これまで、

授業後のレポートは、

授業の理解度を確認するためのものだと思っていた。

 

でも、授業のテーマの「環境」のこと以外にも

 

グループディスカッションのこと、

 

ノートのこと、

 

自分自身のこと

 

を自分の言葉でそのままに

 

書きたくなった学生の気持ちを想うと、

 

私がこの授業でやるべきことは、これなんだ!

 

って、ハッキリと見えた。

 

1年に1度の授業で、

学生に最大限のものを受け取ってもらうには?

 

それは、

 

 

「いかにたくさんのアウトプットをさせてあげられるか?」

 

 

これだ、と思った。

 

授業後のレポートの定義が

 

「理解度を確認するためのもの」から

 

「最大限のアウトプットをするためのもの」

 

に変わった。

 

授業の終わりに出すレポートで

学生が最大限のアウトプットをできるようにする。

 

そう思ったら、来年の授業の構成が

あっという間にできあがった。

 

次の授業は、1年後だけど

今から楽しみで仕方がない^^♫