旅人の思い出を作るのは誰?
質問です。
あなたは、旅行者に道を聞かれたら、どのように答えますか?
道を指さしながら、道順を教えますか?
それとも、地図を書いて渡しますか?
見知らぬ土地に行くと、いつもと勝手が違って
不便な目に遭うこと、ありませんか?
もし、あなたが
困っている旅行者を見かけたら、
道に迷っている旅行者に遭遇したら、
進んで手を貸しましょう。
なぜか?
旅人の思い出を作るのは、あなただから。
先日の出張の時のこと。
ホテルの最寄り駅に着いたのは、23:00過ぎ。
Google Mapを頼りにホテルを探してみたのですが、
なぜか一向に近づかない。
人通りもなく、ようやく目の前の角から出てきた人に聞いてみることにしました。
すると、まだ少し先なので一緒に行きましょうと。
そこからホテルまでの約5分の道すがら、近くの絶景場所や
周辺の建物のこと、どんな企業のビルがあるのか、など、
ホテル近隣の情報をわかりやすくコンパクトにプレゼンしてくれたのです。
深夜の思いがけない素敵なプレゼンに、その土地に対するいい思い出となりました。
ディズニーランドのスタッフがケアするもの。
それは、お客さんの「思い出」。
今日、この日にディズニーランドに来て
「よかったなぁ」
「楽しかったなぁ」
「また行きたいなぁ」
お客さんが後で思い出したときに、どうしたらそう思ってもらえるか。
スタッフは、常にそのことを考えているので、一人ひとりが自由な発想で
お客さんに感動をプレゼントできるのです。
お客さんの「思い出」までケアする。
だからディズニーランドは特別なのです。
最近は、海外からの旅行者もいろんなところで見かけます。
もし、あなたが
困っている旅人を見かけたら、
道に迷っている旅人に遭遇したら、
是非、進んで声をかけましょう。
旅人の「思い出」を特別にできるのは、あなたなのですから。