「最初の心構え」が大事

 

「うまく聴けてないんだなぁ」

 

たとえば、

新しい仕事に取り組んで、ものごとが思うように進まないとき

慣れない環境のせいにすること、ありませんか?

 

たとえば、

初めて会う人たちと仕事をして、難しいなと感じたとき

慣れない人間関係のせいにすること、ありませんか?

 

新しい仕事、

新しい人間関係、

初めて挑戦する課題、

初めての環境

 

新しいこと、初めてのことに取り組むとき、

 

「最初の心構え」が大事です。

 

なぜか?

 

そこを間違ったまま進むと、いいものはできないから。

 

先日、初めて、友人の仕事を、少しお手伝いすることになりました。

お客さんのインタビューの音声を聴いて、心の機微を捉えて文字にする。

 

難しい。

 

そう感じました。

 

同時に、こんなことを友人は、何気なくこなしているんだ、と

改めて、友人の特別な力を想いました。

 

先日、友人が様子を聞いてくれたとき、

「インタビューが堅くて・・・」と、

心の機微を捉えて文字にすることの難しさを伝えようとしました。

友人は、そんな時は、こうするんだよ、と教えてくれました。

 

その後、友人の仕事について聴く機会がありました。

 

そのとき、お客さんが、ご自身の体験を

なかなか語ってくれない状況に対して、

ポツリと友人が言った言葉。

 

「うまく聴けてないんだなぁ」

 

ハッとしました。

 

私は、うまく書けないことを、お客さんの話し方が堅くて、難しい

と、お客さんのせいにしていたことに気づいたのです。

 

一方、友人は、

お客さんが話してくれないのは、

「自分がうまく聴けてないから」なんだと

自分の課題として捉えていました。

 

私は、友人の仕事を手伝う以前に

大事な「最初の心構え」が欠けていたことに気づきました。

 

友人の仕事を手伝う前に

そのことに携わる者として、失格だなと思いました。

 

何かで頭をなぐられたような感覚でした。

 

 

友人は、それを自分の背中を見せて教えてくれた。

 

もし、このことに気づかずにいたら、

どこかで私は、前に進めなくなっていたと思います。

 

そして、友人が言葉ではなく、背中を見せてくれたから

心に深く刻むことができた。

 

「 最初の心構え」が大事。

 

 

もし、あなたが

 

新しい仕事、

新しい人間関係、

初めて挑戦する課題、

初めての環境

 

新しいこと、初めてのことに取り組んでいるなら、

 

今、改めて、その道を進み続けるために

 

「最初の心構え」を

 

書き出してみることから、始めてみませんか?