ステキなお姉さまたち

 

このところ感じていること。

 

私の周りにいるお姉さまたちはステキだ。

 

やさしくて、おもしろくて、あったかい。

 

 

小学生の時は、特に

お姉ちゃんがいてくれたらなぁ

と思っていた。

 

小学校2年生の途中で、

吹田市にある小学校に転校した。

 

1クラス40人以上で1学年8クラス、

全校生徒2000人近くの都会の小学校だった。

 

そして、小学校5年生の時に、

1クラス30人ほど1学年2クラスの

地元の小学校に戻ってきた。

 

地元の小学校に戻ってきたときに、

なぜか仲間外れにされたりすることがあった。

 

同級生からのそれも嫌だったけど、

上級生からのそれは、もっと気が重かった。

 

なぜなら、

上級生の方が発する言葉も対応も

ずっときつく感じたからだ。

 

当時、私はブラスバンド部に入っていたのだけど、

一部の先輩たちから、文句を言われたり、

話しかけても応えてもらえないことがあった。

 

時には、見知らぬ上級生からも文句を言われた。

 

なぜ、初めて接する上級生や先輩から

そんな対応をされるのか、まるでわからなかった。

 

だけど、ある時

一人の上級生が言った言葉で

その理由がわかった。 

 

私の髪の色は、もともと茶色だ。

 

だけど都会から転校してきたこともあって、

髪を染めていると思われたらしく、

生意気だということだった。

 

私に対する対応の理由はわかったが、それが

私に対する対応の理由になる理由がわからなかった。 

 

そういう上級生からの対応を

受けていた私とは対照的に

 

お姉ちゃんのいる子は、

無条件に上級生に可愛がられていた。

 

「〇〇の妹」

 

それだけで、愛された。

 

私とは真逆の対応を見て、

お姉ちゃんがいるのといないのとでは

こんなにも違うのかと思った。

 

「私にもおねえちゃんがいたらなぁ」

 

そんなことを妄想していたものだ。

 

 

ふと。

 

今、私の周りには、

ステキなお姉さまたちが

たくさんいることに気づいた。

 

 

 私にお姉ちゃんがいたら、

こんな感じだろうか、と思いながら

今、彼女たちと笑い合う時間を楽しんでいる。