どんな人を応援したいですか?

 

「みっちゃんは、どんな人を応援したい?」

 

お姉さんの一人が聞いた。

 

えっとね。

 

「一生懸命 自分の志を実現しようと頑張ってるけど、折れそうになってる人」

 

「一生懸命 自分に向き合おうとしている人」

 

「本当にやりたいことはまだわからないけど、

なんか一生懸命やってる人」

 

そっか。

 

私が応援したいのは、

 

どんな分野でも

 

何に向かっててもいい

 

「一生懸命 何かに向かっている人」

 

なんだ。

 

 

あ、つながった。

 

 

できないって思っていた頃の私は

とにかく一生懸命だった。

 

やってもやっても

これといった成果につながることはなく

それでもただ一生懸命やることしかできなかった。

 

ただただ一生懸命やって、

ようやくなんとかついてってる

そんな感じだった。

 

 

だけど、就職してから特に

なぜか、私を導いてくれる人が

その時々で現れた。

 

そんな私を導いてくれる人が現れても

私は相変わらず、これといった成果や結果につなげることはできず、

その人に申し訳ないという想いを持ちながら、

なぜこんなにできない私に手を差し伸べてくれるのだろう

と思っていた。

 

彼らは、口をそろえて

 

「あなたには可能性があるから。

自信を持ちなさい。」

 

そう言った。

 

その時の私には、

なんの可能性なのか

想像もつかなかったし、

ただ私を励ましてくれるための言葉だと思っていた。

 

でも、

 

私が応援したい人が

 

「一生懸命 何かに向かっている人」

 

だと気づいた今、

 

なぜできなかった私を導いてくれようとする人が

 

その時々で現れてくれたのか、

 

初めてわかった。

 

 

今度は、私が

 

「一生懸命 何かに向かっている人」

 

を応援する番だ。