本当の学び

 

先日、上司とケンカしながらも

プロジェクト評価委員からリクエストのあった

追加資料を提出してから、

また追加質問が来た。

 

その回答をドラフトして、と上司からのメール。

 

私が送った回答を一緒に推敲して、

プロジェクト評価委員に

送るときに、上司が言った。

 

「よくやった。

私たちは、このプロジェクト評価の

プロセスでよくやった」

 

上司の言葉で改めて、達成感を感じた。

 

そうして、送ってから

今回のプロセスを振り返って、

次に活かすこと、Lesson learnedを話し合った。

 

その中で、

今回の上司と私の方法論では、

上司の方がやはり有効性が高いこと、

私の方法論では、想定される質問に対して

弱い部分があることを改めて一緒に確認した。

                   

それでも、

上司が最終版で私の方法論を採用してくれた時、

その脆弱な部分を補強する方法を、

上司は模索してくれていたことを知った。

 

気づかなかった。

 

想定される質問に対して、

私の方法論が脆弱だったこと。

 

知らなかった。

 

その弱い部分を補強するための方法を

密かに模索してくれていたことを。

 

自分の方法論を主張しておきながら、

その脆弱さにも気づかず、

弱いところを指摘されたら、

自分で補強できないなんて。

 

本当の学びは、

すべて完了してから

初めて気づかされた。

 

こうして自分で体感しながら

学ばせてもらえる機会を与えてくれて、

そして、ありたい姿を体現して見せてくれて、

本当に心から感謝しています。