お正月に弟を香川まで送っていったときに
ユニセフのエコバッグが部屋にあった。
なんで?って母ちゃんが聞いたら、
「毎月寄付してるから、送ってきてくれるねん」
って。
え~!?そうなん!?
毎月寄付してるん!?
「そうや。社会人になってから
ずっとやってるで」
全然知らんかった。
けど、純粋に感動した。
その時、私も
活動に共感できる団体に寄付しようと
思ったけど、まだ探していなかった。
今朝、
アメリカのセールスフォースという企業が
創業直後から、「1-1-1」(製品の1%、株式の1%、就業時間の1%を
社会貢献に充てる)活動をしているという記事を読んで、
改めて、私が寄付したい団体を探そうと思った。
まずは、上司が興味深い活動をしている団体を知っているかもしれない
と思って、今日のミーティングの時に聞いてみた。
私の上司は、ケニヤ人だ。
上司の文化では、「チャリティー」はとても大事なのだそう。
社会人になってからずっと、
収入の3%をチャリティーに充てているのだという。
私が、どこか心当たりのある団体はないか聞くと
上司が言った。
「チャリティーをする君の意図はなんだ?
意図がとても重要だ」
と。
そして
「どこか遠くの人を助けるのではなく、
一番身近な困っている人を助けることだ。
もし、自分の住んでいる地域で
困っている人がいたら、助けることだ」
「そして、団体にお金を送るのではなく、
自分で直接助けるのが、いつでも一番いい」
と。
上司はパリにいるけど、困っている人は
ご両親がいるケニヤの方にたくさんいる。
だから、毎年ご両親にお金を送って、
ご両親が、同じ地域で困っている人を見つけて
サポートしているのだという。
ものすごく感動した。
私は、どこかの団体に寄付をしようとしていたけれど、
私の住む地域で、
私ができることを探してみようと思う。